こんな未来を想像してみよう!
怖いバイザーへの対処法を知れて、実習に集中できた!
この記事では便宜上”バイザー”と表記していますが、CCSでは臨床実習教育者(CE)となります。
「実習のバイザー、どんな人かな?」
「今度の実習、怖いバイザーにあたったらどうしよう?」
「なんでバイザーってあんなに怖いの?」
実習初日。
バイザー会議でバイザーの方に会えず、「どんな人のもとで実習を送るのだろうか?」と、ビビリながら足を運んだ実習地。
そして案の定出てきた『怖い顔したバイザー』。
「あー終わった、、、」
なんて心の中で大きなため息が聞こえてきたことを今でも覚えています。
もう、思い出すだけでも嫌ですね 笑
その当時、こんな知識を知っていたら、もう少し自分の置かれる環境を変えることができたのではないかなーと思える知識を学ぶ機会があったで、それを学生さんにもシェアしたいと思います。
ということで、今回の記事では怖いバイザーに当たった時の対処法”諦める”について触れていきます。
こんな方におすすめ!
- 怖いバイザーに当たった時の対処法が知りたい!
- 実習を楽しく送る方法を知りたい!
- バイザーとの関係性に悩みたくない!
もくじ
心配事の96%は未然に防ぐことができる
そうなんです。
まず、心配事の80%は起こらないと言われていることを知っておきましょう。
ということは、考えられる範囲での心配事ことなんて、元々ほとんど起こらないものなのです。
しかも、残り20%のうち、16%は「準備をすること」で対応できると言います。
つまり、あなたが備えさえすれば、96%の心配事は起こらないのです。
たった4%
たった4%しか起こらないことのために、あなたは自分の行動をどれだけ制限していますか?
「怖いバイザーに当たったらどうしよう??」
そんなことを心配している暇があったら、実習の準備をしちゃったほうが良さそうではありませんか?
心配事の80%は起こりません。
— はせがわ🧭楽しい実習教育をするPT (@PTsupervisor) June 30, 2020
そして、残り20%のうち、16%は準備をすることで対応できると言います。
つまり、あなたが備えさえすれば、96%の心配事は起こらないのです。
たった4%のことのために、どれだけ足踏みしているのですか?
心配して動けないのは、もったいなすぎますよ😇
怖いバイザーに当たった時の対処方法とは?
とはいえ、4%の確率で当たってしまうことのある『怖いバイザー』
「むしろ大当たりなのかも!笑」
と超楽観的になれる人は、それが一番の対処法となります。
さすがにそれは現実的ではないので、、、
今回の記事では、そんな状態に陥ってしまった場合、”あきらめる”ことをおすすめしたいと思います。
養成校に守ってもらう
と、”あきらめる”についての解説に入る前に。。。
大前提として、そもそもあなたは養成校の生徒さんなので、実習地での待遇については、養成校側に守ってもらえる立場にあります。
つらいなら、つらいことを相談しましょう。
怖いバイザーなら、怖いバイザーに当たったことを相談しましょう。
そういうことができる立場にいることを、覚えておきましょう。
実習に行くと、なぜか所属先が’養成校’ではなく’実習地’となってしまうことがあります。
となると、バイザーにとって学生さんが自分の管理下にあるかのように思えてしまう傾向にあるのです。
実習においては、このスタンスが主従関係を助長してしまうことも考えられるため、良くないこととされています。
まだあなたは養成校に所属する学生であり、あくまで養成校から派遣されてきていることを忘れないようにしておきましょう。
”あきらめる”の本当の意味を知る
やっと本題です。
もし『怖いバイザー』に当たってしまったときは、”あきらめる”ことをおすすめします。
”あきらめる”と聞くと、その意味に関して、なんだかネガティブなイメージを持つ方も少なくないかと思います。
スラムダンクの安西先生の名セリフ
「あきらめたら そこで試合終了ですよ、、、?」
にもあるように、一般的に”あきらめる”とは、なにかを”断念する”といった意味で使われる用語となっています。
しかし、その語源を調べてみると、そのネガティブなイメージとは一転して、とてもポジティブな意味があったことを知ることとなります。
”あきらめる”の本当の意味とは、”悪い状態を受け入れる”や、”あきらかにする”ことを指すのです。
『諦』という感じを使った熟語でみるとその意味は明らかです。
【諦観】
- 本質をはっきりと見きわめること。諦視。「世の推移を諦観する」
- あきらめ、悟って超然とすること。「諦観の境地」
【諦念】
- 道理をさとる心。真理を諦観する心。
- あきらめの気持ち。
とあります。
こうしてみるとかなりポジティブな意味で使われていることに気がつくと思います。
つまり、ここでいう
『怖いバイザーに当たったら、あきらめる』とは、
『怖いバイザーを受け入れて、バイザーが怖い理由をあきらかにする』
ことを意味するのです。
【"あきらめる"の意味】
— はせがわ🧭楽しい実習教育をするPT (@PTsupervisor) June 13, 2020
"あきらめる"って言葉の意味を知っていますか?
《思い切る。仕方がないと断念したり、悪い状態を受け入れること。》
とあります。
つまり、"あきらめる"とは、とってもポジティブな意味で使われる言葉なのです。
あなたも色んなことを"諦めて"みませんか?😎
バイザーが怖い理由を”評価”する
以下に、どう”評価”して掘り下げればよいのかを例を挙げてみました。
「なんでこの人は私に対して高圧的になっているのだろう?」
「私に対して”怖く接する”そこになにかメッセージがあるのだろうか?」
「んー私以外の人にもそうなのかな?」
「いや、患者様や同僚の方にはそうではなさそうだな、、、」
「ってことは、私に対して見せてる表情は、それが全てではなさそうだよね。」
「よし、なんでなのか”評価”してみよう!」
「この人の性格ってどんな感じなのだろう?」
「なんでこの人は理学療法士になったのだろう?」
「なんでこの人がバイザーに選ばれたのだろう?」
このようにバイザーが”怖い”を作っている理由を探ってみましょう。
これらを直接バイザーに聞くのもいいですが、人によっては火に油を注ぐことにもなりません。
なので、まずはバイザーをよくよく観察してみることから始めてみることをおすすめします。
行動、しぐさ、口癖、目線、指摘内容、、、
これらなどをよくよくみてみましょう。
「”怖い”の原因を探る」をゲーム化する
また、私はこれを一種のゲームだと思って行うことをおすすめします。
【紐解け!怖いバイザーの心理を探れゲーム!】
【問題!なぜ怖い対応をしているのでしょうか?】
なんて心情で行うといいかもしれませんね 笑
そうすることで、あなたの中では
「怖いな、、、、」
という感情から
「おっ。ゲームスタートだ。」
なんて気持ちで冷静に過ごすことができるでしょう。
そうしてバイザーが怖い対応をしている理由を”評価”し、その地雷を踏まないような過ごし方をしてみてはいかがでしょうか。
「もし実習で落ちたらどうしよう…」
— はせがわ🧭楽しい実習教育をするPT (@PTsupervisor) June 30, 2020
「もし実習で怖いバイザーに当たったらどうしよう…」
わかりますよ。
私も学生時代はその恐怖で怯えていましたから。
その時は知らなかったんです。
怯え過ぎることが、1番良くないことを。
だから伝えます。
『実習は"簡単"ですよ😁』
まとめ
以上、怖いバイザーにあたってしまったときの対処法でした。
大前提としての話を再度しますが、あなたは養成校の生徒です。
知識不足に関しての相談は、養成校側も困ってしまうでしょうが、
バイザーとの関係性に関しては、親身になって対応してくれるでしょう。
今回の対処法はそうしたセーフティネットがあるからこそ、有効になるものです。
そこの存在も忘れず、”怖い”を攻略してみましょう。
その先には、実習に集中して取り組めるという褒美がありますから。
また、こうした術を有効的に活用できるように、実習の流れを知っておくことも実習を充実させるためには重要になってきます。
そのためにも『実習の教科書』ご活用いただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
引き続き『リハぶっく』をお楽しみください。