ようこそ『リハぶっく』へ!

 

当ブログは理学療法士である長谷川元気が監修しています。

 

『実習』のことや、『お金』のこと。

学生さんにとっても "不安" を抱えやすいこれらのことについて、情報を共有していきます。

 

少し先を生きている私が、勉強したこと、経験したこと、そして実践していることなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

Web上の 《 おすすめ本 》 として、 "あなた" のお役に立ちますように。

長谷川元気

 

※よく更新していますので、【ブックマーク】や【ホーム画面に追加】をしてお楽しみください。

 

よくある質問

『何か質問ある?』の対処法。

更新日:

どうも、長谷川元気です。

 

私は主に実習生の指導担当(スーパーバイザー)をすることが多いのですが、その時によく聞かれる質問について答えていくシリーズを配信していきたいと思います。

 

第一弾として、

「見学のあと、『何か質問ある?』と聞かれるのですが、質問が思い当たりません。質問したほうがいいのは分かっているのですが、どうしたら思いつくようになりますか?」

 

この質問について答えていくことにしましょう。

 

 

まず、この問いをよくする指導者の意図としては

①実習生の実力が知りたい。

②次のリハビリまでの時間が詰まっていて、早く切り上げたい。

③何を教えてよいか、わからない。

という大きく分けて3点が挙げられます。

 

 

ひとつひとつ詳しく触れていきます。

 

①実習生の実力が知りたい。

多くの場合がこのパターンでしょう。 

(そうであって欲しいところだが。。。)

 

質問の内容によって、実習生さんがどのような視点で見学をしていたのか、を把握できると考えての発言です。

指導する側には治療の明確な目的があり、それを施術しているときに見学してもらいたいのです。

そのときに、指導者が見てもらいたいポイントと実習生さんの質問内容が合致しているときに、『おっ。ちゃんと見学をしてくれたんだな』と嬉しく思います。

 

セラピストは患者様に対して、”このための治療をやってるんですよ!”と意識付けることができていないと、効果が減少してしまうため、誰もが理解できるように、あからさまに治療を行なっている場合があります。

つまり、この場合の「何かある?」の質問を言い換えると、「明らかな治療目的に気付けた?」とも言い換えられます。

 

なのでこの場合、”実習生さんには治療目的がどういう風に見えたか”を答えてみましょう。

 

その着目点の正誤に関しては、気にしなくてかまいません。

合っていたからといって、さらに難しい質問がきたり、

間違ったからといって、怒ったりするためのものではないです。

 

着眼点について加筆・修正をするための問いだと考えましょう。

 

学生のうちですから、自信がなくてあたりまえですし、間違って当たり前です。

むしろ、自己解決してしまい、その先生の考え方が聞けないのはとーーーーっっっても、もったいないです。

 

自分がどう見えたかを素直に伝えてみましょう。

見学していて目的がわからなければ、「どんなことを目標に治療をしていたのかわからない」ことをきちんと伝えましょう。

そして、なんのために治療していたのか、どこに着目して見学したらよかったのか、先生から聞きだしましょう。

 

それをすることで、必ず将来のあなたのためになります。

「わからない」ことはハズカシイことではないですよ。

学生のあなたにとっては ”当たり前” "当然" のことです。

 

 

見学は、一人のセラピストの考え方を聞く絶好の機会です。

臨床に出れば、一人のセラピストの考え方を聞くために、高いお金をだして講演会に出席したり、勉強会に参加したり、参考書を読んだり、文献を精査しなければなりません。

それを実習を通じて大変価値のある話を毎日、何症例も聞くことができるのですから、こんなにいいことはありません。

私も今できることなら、他病院の見学に入らせてもらいたいと想うことがたくさんあるくらいです。

 

見学で学んだ考えを自分の将来の知識となるように理解し解釈していくことが、見学時の大切な目的の一つであることは間違いありません。

変にプライドが高くて、「どうせ、あの治療をしているんでしょ」なんて、自分なりのみで解釈していると、臨床にでてから痛い目をみます。

ちゃんとした自信をつけるために、プライドなんて捨てて、先生の考えを聞きだすことに専念しましょう。

そうすれば、その浅い考えで思考がとまることもなくなり、よりリハビリテーションが面白く感じるはずです。

 

 

 

②次のリハビリまでの時間が詰まっていて、早く切り上げたい。

これは、学生さんには申し訳ありません。

セラピスト側の技量や忙しさの問題です。

 

言い訳ではないのですが、、、

我々セラピストは1単位20分を目安にリハビリを提供しています。

看護師さんのように、存在しているだけでも報酬が得られる職業ではないのです。

セラピストはこの時間をきっちり行なうことで報酬を得ているため、タイムスケジュールが分単位で組まれています。

 

つまり、この場合の「何かある?」の質問を言い換えると、「急いでいるから、質問は後で受けるでもいいかな?」とも言い換えられます。

 

なのでこの場合、”質問項目が何点あるかを提示した上で、いつなら質問する時間的余裕があるか”を聞いてみましょう。

快く時間を作ってくれるはずです。

 

また、次回もそのような対応をするセラピストであった場合、治療中に質問しても良いか聞いてみましょう。

そうすることで、思い出しながら解説する手間も、時間を割く手間もなくなるので、喜ぶセラピストは多いです。

もちろんその際は、患者様との会話の邪魔にはならないよう、適度な質問量で、そして、ご本人の前で話せる内容のものを取捨選択する配慮が必要になりますのでご注意ください。

 

 

 

 

③何を教えてよいか、わからない。

このケースも少なくない印象です。

これは指導する側と受ける側とのコミュニケーション不足が主な原因で起こるものです。

実習生さんが何を見学時に学びたいのか、実習を通してなにを学びたいのか、模索しているときに良く聞かれる問いです。

 

つまり、この場合の「何かある?」の質問を言い換えると、「実習・見学の目的はなにかな?」とも言い換えられます。

 

なのでこの場合、”①で挙げた質問のあとに、見学の目的を伝えて、それに合致する患者様がいないかどうか”までを聞いてみましょう。

少しでもコミュニケーションを取ることで、お互いに誤解なく関わることができると思います。

 

というのも、セラピスト側が実習生まかせであるタイプの場合も、この問いをよくするのです。

実習生の反応に対して、それに呼応するような形、つまり「聞きたいことがあったら聞いて」というスタンスをとるセラピストのことです。

教えることにまだ慣れていなかったり、自信がなかったり、プライドが高い場合など、セラピスト自身に問題があることもあります。

しかし、コミュニケーションを重ねることで、一旦あるボーダーを越えてしまえば親身になって、とても多くを教えてくれるタイプでもあります。

そのため、実習生の中には、そのようなセラピストの見学回数を意図的に減らしてしまう傾向にあります。

ただ、ボーダーさえ越えてしまえば、他のセラピストよりも有益な情報が得られることが多いため、私はオススメしません。

むしろ、そういう人ほど良く見学に入らせてもらってもいいと思います。

(それなりの努力は必要ですが・・・)

 

私は長期実習のときに、期間内にその方の牙城を崩すというサブテーマを挙げて接した先生がいました。

牙城を崩した結果、唯一臨床に出てからもずっと関わりを持たせていただける先生という不思議なご縁となっています。

今でもなんだかんだで可愛がってもらっているくらいです。

 

そこまでにはならないにせよ、良好な関係になりやすいという一面もありますので、ご参考までに。

 

 

以上が指導者側の意図です。

実習生にとっては凄く困ってしまうこの問い。

指導者がどんなことを思って発した言葉なのか、少しでも参考になれば幸いです。

 

指導者にとっては何気なく使っている言葉ですので、中には実習生を困らせているという自覚のない指導者もいます。

すでに良い関係を構築できているのであれば、それとなくその問いが困ることを伝えてみるのも一つの手です。

 

「何かある?」

 

「大丈夫です。」

 

そんなつまらないやり取りはもうおしまいにしましょう。

 

それがあなたのためになるのだから。

 

 

 

 

3000文字オーバー。。。

長文になってしまいました。

第2回の掲載も近日中に。

 

もし、なにか記事にしてほしいことがあれば、ご連絡頂けると幸いです。

お待ちしております。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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