はせがわ
ようこそ『リハぶっく』へ!
記事の最後に僕からのプレゼントがあるよ。
ぜひ受け取ってね!

実習のよくある質問

「なぜ実習で落ちるのか?」その理由。

投稿日:2018年9月27日 更新日:

どうも、長谷川元気です。

 

実習生によく聞かれる質問について答えるシリーズも第3弾になりました。

どんどん、質問に答えていきますね。

質問はtwitter(スーパーバイザー@PTsupervisorからでもお待ちしております。

 

 

 

今回は実習に行く前の学生さんからの質問です。

 

「実習はなぜ落ちるの?」

 

この質問に対して、その理由をバイザー目線でまとめていきます。

 

 

 

学生さんにとって「実習」という響きは恐ろしく、不安なものでしかない方も多いのではないでしょうか。

たしかに、先輩達の体験談や世間一般のイメージからすると、そう思われてもおかしくはない現状があります。

 

しかし、実習とはそもそも養成校で学んだことを、臨床の場ではどう使われているのか?セラピストってどんな仕事をしているのか?などを学びに行くものです。

また、将来の自分のために、どれだけ努力しているのか、あなたの実力を計る場でもあります。

 

 

ですから、本来なら、「なぜ実習に落ちるのか」と言われても、バイザーとしては

・やる気がない

・圧倒的に勉強が足りない

この2点に集約されているというのが”質問”に対する”答え”でしょう。

 

 

 

ただ、これが学生さんの求める”答え”ではないですよね。

そうではなくて、「養成校では優秀な人でもなぜ実習に落ちてしまうのか」ということも含めての質問だと解釈し、次のステップへと進んでいきます。

 

 

今の学生とは違って、現職で働いているセラピストの多くは”セラピストになりたくてセラピストになった”方々です。

国家資格だから。。。とか、手に職を付けたくて。。。

など、という人はいないといっても過言ではない状況なのです。

そのため、必死になりたくてなった現職の方々からすると、今の学生は『中途半端で覚悟のない子』という印象でしかありません。

 

 

 

ということは、今の学生さんに求められていることは、まず第1にこの印象を与えないようにするためにはどうしたらよいのか、を考えなければなりませんよね。

 

 

医療の現場で働いている人にとって、学生さんの態度というのは正直なところ歓迎しがたいものがあります。

 

リハビリテーションは、患者様にとってはその後の人生を決める大切な治療です。

その治療の行方次第では、家に帰れなくなったり、歩けなくなったり、関節が拘縮してしまったりするのです。

医療の世界ですから、良くなる方々ばかりではなく、悪くなったり亡くなる方もいらっしゃいます。

セラピストも医療従事者。”生と死”を目の当たりにすることも少なくありません。

あなたの関わり方次第で患者様の人生が大きく変わるのです。

そのため、セラピストは常に患者様の人生を背負って施術をしています。

それだけの覚悟をしているのです。

真正面から患者様と向き合っているのです。

 

 

そんな中、学生さんが実習させてくださいと突如現れます。

そこに関しては現職のセラピストも後進の育成が義務ですし、なにぶん嬉しいことですから歓迎致します。

だからこそ、受け持たせていただく患者様には頭を下げて、後輩のためにご協力いただくことをお願いするのです。

 

バイザーとなったセラピストはこのような実習生を受け入れる環境を整えて、あなたを迎えています。

実習は実習生さんにとっても一大イベントですが、バイザーにとっても一大イベントなのです。

実習生に

どうリハビリテーションの魅力を伝えていこうか、、、

どう机上の知識を臨床へ結びつくように誘導していこうか、、、

など多くのことを考えているのです。

それもこれも、実習生のため。将来の後輩のため。そして将来の自分のため。

 

実習生さんが思っている以上に、我々は準備しているのです。

 

 

実習になぜ落ちてしまうかの回答に戻すと、、、

少し前までの実習であれば、実習生が『学びに来ました!!』という態度で来てくれたため、バイザーの熱量と学生さんの熱量がマッチして良い実習を経験することができていました。

しかし、最近の実習生の態度をみると積極的に学びたいという熱量のある人が少なくなってきたと感じざるを得ない状況です。

どこか受身で、やる気のなさそうな印象を抱く学生さんが多くなってきています。。。

 

バイザーと学生さんの熱量が異なれば、良い結果が生まれるはずがありません。

バイザーにとっては頼もしい後輩ができることを臨んでいます。

セラピストの発展や職業の未来へと直接的に関わってくることを知っているからです。

 

 

学生さんにとって、これから言う事はあまりイメージが付かないかもしれません。

ただ、せっかくこの リハぶっく に訪れてくれたあなたには伝えたいと思います。

 

セラピストという職業は今後なくなってもおかしくはないものの一つとして考えられています。

自分が目指した職業が無くなる運命にあるとしたら、どうですか?

我々は失業して賃金を得られなくなります。

途方に暮れてしまう可能性がある職業です。

しかし、これからの取り組み次第では十分に活躍し続けることができます。

それを担うのは、もしかしたらあなたかも知れません。

あなたの働き方・取り組み方次第でこの職業の運命が変わるかも知れません。

今からでも遅くはありません。

リハビリテーションの未来に、そしてあなたの未来に少しでも光が差し込むよう『セラピストになろう』としてください。

 

これが私の”答え”です。

そうすれば、自然と実習に落ちることもなく、セラピストになれるでしょう。

なにも難しいことではないですよね?

そもそも、あなたが臨んでこの業界に入ってきて、何年も学んできているのですから。

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

はせがわ
ここまで見てくれてありがとう!そんな君に最高のプレゼントを贈ります☆

 

実習をひとりで挑もうとしていませんか?

孤独は危険です。

”仲間”と共に充実した実習ライフを送りましょう!

実習のアトリエについて

 

 

~~『実習の教科書』~~

「こんな書籍が欲しかった!」

 

その声にお応えして作成しました。

これを読むことで、

・実際の指導者はどう考えて指導にあたっているのか?

・指導者は学生になにをもとめているのか?

・評価から治療までに考えなければならないこととは?

・リハビリテーションってなに?

 

などの不安や疑問が解決されることでしょう。

実習前 編と実習中 編の2部構成。

合計4万字超えのボリュームです。

 

実習をよりよく過ごすための決定版。

本気で落ちたくないと考えている方のみ閲覧してくださいね。

☟詳しくはこちらから☟

臨床実習学生におすすめの教科書

 

 

↓蔵書検索はこちらから↓

サイト内検索はこちらから

 


↓貸出手続きはこちらから!↓

貸出ランキング

1

リハビリの学校では「SOAP」は習わない? 先日、学生さんとのやり取りの中でこんなものがありました。   【SOAPの書き方を教えてください】 学生さんからの一言。 あれ?課題でSOAP書くところある ...

2

「デイリーノート何書いていいかわからない、、、」 「今日のデイリーノートのネタはどれにしよう、、、」 「デイリーノートの負担大きいな、、、」 こんなことを常に疑問に思いながら通っていた実習。 当時は、 ...

3

    いきなりですが、質問です!   あなたは患者様の全体像ってなにを書けばいいかわかりますか?   答えられましたでしょうか?   多くの場合、 「全体像ってなに?」 「全体像って何を書けばいいの ...

4

ROM測定は理学療法士の基本的な検査測定技術 実習中、必ず経験するであろうROM測定。 学生さんにとっては、初めて患者様に触れる機会でもあり、とっっっても緊張する検査の一つですよね。   友 ...

5

どうも、長谷川です。   私はTwitterにて実習生さんの相談を受けているのですが、その時によく聞かれる質問について答えていきたいと思います。   「見学のあと、『何か質問ある?』と聞かれるのですが ...

-実習のよくある質問

Copyright© リハぶっく , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.