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当ブログは理学療法士である長谷川元気が監修しています。

 

『実習』のことや、『お金』のこと。

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少し先を生きている私が、勉強したこと、経験したこと、そして実践していることなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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長谷川元気

 

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実習の基礎

【評価項目】理学療法評価における「全体像」って何のためにあるの??書き方を学ぶ。

更新日:

いきなりですが、質問です。

あなたは患者様の全体像ってなにを書けばいいかわかりますか?

 

 

 

今回はこんなテーマでやっていきます。

この記事を読めば、患者様の全体像を的確に捉えることができます。

 

 

全体像はとても大切な評価です。

ここでいう全体像とは、患者様と接するにあたってあなたが捉えた、患者様像のことです。

レポートやレジュメに記入する”あれ”です。

多くの学生さんは全体像を《理学療法評価》の欄に記載している方もおられるかと思います。

 

でも全体像の評価結果とはいっても、評価がそもそもないし。。。

なにを書いたらよいのかさっぱり!!

 

このような方も多いのではないのでしょうか。(私だけかな???)

 

私が学生だった頃は、なぜ全体像が必要なのだろうか、、、と疑問に思いながらも、正直あいまいに記入していました。

しかし、特にその点に関して指導を受けることもなく、バイザーからも「これでいい」と。

当時の私にはバイザーが良いというから、これでいいんだと納得し、全体像をそれ以上深く考えもしませんでした。

 

でもこれ、臨床に出てからとっても大切な《評価》であったことに気付いたのです。

 

 

では、再度質問します。

あなたは何を評価して全体像を《理学療法評価》の項目に記載しているのでしょうか。

 

 

全体像の評価方法

臨床へでてから気づいたのですが、リハビリをするにあたって、患者様の病態やキャラクターなどの全体像を把握することは、とても大切なことです。

その全体像によって患者様との距離関係も変わってきますし、治療内容も変わります。

私は患者様の全体像を把握することを、信頼関係を構築するための第一歩目として位置付けています。

 

 

私が実習生だった頃、

 

患者様の評価・解釈するときは

「あたかもあなたの "恋人" であるかのように想いなさい」

 

と言われることが多々ありました。

 

 

これはもちろん恋愛対象として捉えるのではなく、

 

恋人である大切なあなたについて私は "もっと知りたい""全部知りたい"という想いになる。

それだけ患者様のことに対して興味を抱き、評価をしていきましょう。

 

という意味です。

 

 

 

 

実はこれ、全体像に繋がるとてもよい言葉なのです。

 

具体的に挙げると、

恋人を”知りたい” という想いから、

コミュニケーションを図っていると、恋人がどのような方であるのかを ”知って" いく。

そして、それを友達に ”自慢" した。

「私の恋人はね、こんな方なんだよ!」

 

つまり、

患者様について ”評価” していく中で、

コミュニケーションを図っていると、患者様がどのような方であるのかを ”知って” いく。

そして、その患者様をレジュメを通して読者の方に ”伝えた” 。

「この患者様はね、こんな方なんだよ!」

 

これが全体像です。

 

全体像はICFの「個人因子」の評価項目です。

全体像は決して定量的な評価ではありません。

評価者が ”感じた” 患者様像であるため、定性的な評価結果となります。

 

この評価結果が《理学療法評価》の冒頭にくることで、これからレポートやレジュメを読む人が患者様の色々な背景を思い浮かべることができます。

つまり、全体像はいわゆるICFで言う「個人因子」につながる評価なのです。

 

この記事の途中でも触れたように、個人因子によって提供する治療内容も変わってきます。

これを冒頭に持ってくることからもわかるように、全体像はそれほど大切な評価であると、我々セラピストは位置づけているのです。

 

 

最後に、学生さんには注意していただきたいことがあります。

全体像には評価者が抱く感情も含まれやすくなるということです。

読者は全体像での印象によって、患者様の印象が傾きやすくなります。

それを念頭に全体像の評価結果を載せるようにしましょう。

逆に、これを用いて患者様の印象のコントロールもできてしまうということです。

 

 


 

長くなってきましたので、まとめます。

 

全体像を評価する際は、患者様が

・今、なにしているのだろうか。。。

・これまではどんな人生を送ってきたのだろうか。。。

・これからどんな生活をしていくのだろうか。。。

・なにをしたら、喜んでくれるだろうか。。。

・なにをしたら、嫌がるだろうか。。。

・今、どんな気持ちで過ごしているのだろうか。。。

そんなことを考えながら患者様の全体像を捉えてみてください。

 

常にアンテナを伸ばし、どんなに小さなことにも気付けるようにしましょう。

信頼を構築するための第一歩目として全体像を把握して、患者様に寄り添ってみて下さい。

 

今日はここまで。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

引き続き、『リハぶっく』をお楽しみください。

 

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