こんな未来を想像してみよう!
楽しく実習を過ごすことができました!
「自信がなくてできません。。。」
「コミュニケーションに自信がないのです。。。」
「できるかどうか自信がありません。。。」
こんなことを常に思いながら通っていた実習。
「自信をもって!」
ありがたいことに、何度も友達、家族、指導者から言っていただきました。
しかし、当時の私は全く耳を傾けることができませんでした。
どうしたら自信を持って実習に取り組めというのだろう?
こんなにも知識がないのに。。。
こんなにも指導者の方から指導されているのに。。。
こんなにも患者様のことを考えられていないのに。。。
自信がないって本当に辛いことでした。
孤独でした。
かと言って、どうしたらそこから抜け出せるのかも分からず、ただただ実習の期間が終わることだけを祈っていました。
今思うと、とんでもない状態だったのだろうなと思います。
そこで、今回の記事ではこれから臨床実習を経験するあなたへ、私がこの実習中に”自信がない状態から抜け出した方法”を共有していきます。
こんな方におすすめ!
- 自分に自信がない!
- 自信がなくて実習が不安!
- 実習を有意義なものにしたい!
もくじ
自信は持つものではない
まず、あなたに覚えておいていただきたいことは、臨床実習は自分に自信がなくても充実させることができるということです。
人は自信を持ってなにかに取り組もうとすると、自信がなくなってしまう生き物です。
というのも、我々はなにかをやり始めるとき、『自信があるから取り組む』という前提条件があると勘違いをしてしまう傾向にあります。
そのため、心理的にどうしても”自信をつけるために自信がない理由”を探してしまうのです。
すると、”出来ない自分”ばかりが連想され、自信がなくなっていき、ますます一歩を踏み出せなくなる、、、
という悪循環に陥ります。
自信は持つものではありません。
「自信がない、、、」という状態にならないようにしていくことが大切なのです。
自信がないという状態になれば、
- 消極的になる
- 作業効率が悪くなる
- ミスが増える
- 顔色ばかり気にしてしまう
- どんな成功体験をしても卑屈に捉えてしまう
などのことが起こると容易に想定できますよね。
これでは患者様も指導者も、そしてあなたも辛い想いをするだけです。
なので、実習は自信を持つことを前提条件だと思わずに、実習に取り組めるようにしていきたいところですよね。
自信がない実習生の特徴と解決策
ということで、以下に実体験も含め、実習生さんに多い”自信がない学生さんの特徴とその解決策”を提示していきます。
特徴①完璧主義者になってしまっている
真面目な人が多いセラピスト業界。
そのためか、100点の知識を持って実習に取り組もうとする学生さんが多い印象です。
ただ、そもそもどこを100点としますか?
- 毎日通うことができること?
- 指導者と対等に話せるレベルになること?
- 指導者から指導を受けずに合格すること?
そんな目標は指導者も望んでいません。
指導者も含めどんなにすごい臨床家だって完璧な存在ではないのです。
みんな不完全なまま、それぞれが補い合って生きているのです。
だからこそ、完璧じゃないとダメという思考からは一歩下がっておくことをお勧めします。
《《《 対策 》》》
それでも完璧を求めたい方は私が執筆した『実習の教科書』をご覧下さい。
こちらには、学生さんがここまでできたら指導者としては嬉しくて「つい色々と話したくなってしまう」レベルがどういうものなのかが書かれています。
ぜひ参考にしてみてください。
特徴②そもそも「実習は人生の中では大きなイベントである」と位置を高めすぎている
学生さんの多くは”実習”というイベントを、とても大きなものであると捉えがちです。
しかし、社会的に臨床実習というものは、あくまで一つの履修項目であり、ほかの授業となんら変わりない立ち位置なのです。
他の教科もテストで落ちれば留年しますよね。
実習も落ちれば留年しますよね。
だけど、勉強し直せば受かるものですし、”療法士になれない”というものではありませんよね。
療法士界の中にはたくさんの”実習に落ちた”経験を持つ方々がいらっしゃいます。
しかし、だからといって活躍していないわけではありませんし、劣っているというレッテルが貼られているワケではありません。
臨床家となって、その後の行動が療法士としての価値・評価となるのです。
患者様と向き合うからといって実習が特別大きな転機であると考えなくて大丈夫です。
《《《 対策 》》》
実際に落ちた経験を持つセラピストの”今”を知っておきましょう。
実習生さんへコメントをいただきましたので、ぜひご覧下さい。
-
【経験談】臨床実習で不合格を経験した5人の療法士の”今”
「実習に落ちたらどうしよう??」 「実習に落ちたら、このあとの人生どうなるの?」 「実習に落ちるって、この職業に向いていないのかな、、、」 こんな不安を抱えながら通っていた実習。 とあ ...
特徴③過去の実習でのミスでトラウマを抱えている
前の実習で落ちた。。。
前の実習では辛い思いばかりだった
前の実習では質問が思い浮かばなくて注意された。。。
このような体験はトラウマとなり、自信をなくす原因ともなりますよね。
実習ではいろんな体験をすると思います。
良いことも、悪いことも。
実はそういった経験はトラウマにも成長の糧にもなりうる諸刃の剣の一面を持っています。
悪かったことを引きずってばかりいては、次に進むことができません。
それなら、次どうしたら同じ経験をせずに済むのか、考えてみましょう。
特徴④自分の粗探しばかりしている
他人のいいところにはよく気付くものです。
しかし、どうしても自分は自分をよく知っている分、粗探しをしてしまう。
その差があなたを苦しめているのです。
決してあなただけに短所があるわけではありません。
みんなに短所があります。
そういった特徴がある人たちがいるからこそ、この多様性に溢れた社会が生まれているのです。
粗探しはすればするほど見つかります。
けど、そうして”見つけていった”ものは他人からみればどうでもよかったりするものです。
その評価は他人に相談して聞いてもらうことが一番です。
《《《 対策 》》》
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そこで自分のことを指導者たちがどう思うのか相談してみてくださいね!
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【実習のアトリエ】最強の実習対策!『実習は”仲間”と共に挑もう』
「実習って辛いよ、、、」 「実習は寝れないよ、、、」 「実習って孤独だよ、、、」 先輩方だけでなく、先生方からもそう脅された理学療法士実習。 「そうは言っても、大丈夫でしょー。」 ...
特徴⑤身体に力が入りすぎている
実習というものに対して身構えすぎて、力が入っていませんか?
過度に緊張した状態では正常な思考は生まれません。
どんなトップのプロスポーツ選手でも過度な緊張によりパフォーマンスが落ちてしまうものです。
なので、ストレッチしましょう。
筋肉も。
心も。
《《《 対策 》》》
ストレッチポールがおすすめ!
これは実習中でも手軽にできる疲労回復効果を持ち合わせています。
臨床でもよく使うものなので、今のうちから使い慣れておくといいかも??
☟特にこれは3000円台という安価で有能なおすすめ品です!
以上、実習生さんに多い自信がない方の特徴と対策でした。
ぜひ、おっと思ったやつは、一つでも試しにやってみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
引き続きリハぶっくをお楽しみください。