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当ブログは理学療法士である長谷川元気が監修しています。

 

『実習』のことや、『お金』のこと。

学生さんにとっても "不安" を抱えやすいこれらのことについて、情報を共有していきます。

 

少し先を生きている私が、勉強したこと、経験したこと、そして実践していることなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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長谷川元気

 

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実習の基礎

【これでOK】見学実習で最低限みておくべきポイント5つ

更新日:

どうも、長谷川元気です。

 

私は当サイト『リハぶっく』の管理人です。

 

現役病院勤務の理学療法士をしています。

 

 

 

当サイトは主に

 

・実習生のスキルアップ

 

・セラピストのキャリアアップ

 

を目的としたサイトです。

 

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はじめに

私は今、臨床へでて何年も経ち、学生さんの実習指導者としての仕事を任されることが多くなりました。

そして、指導を積み重ねるうちに、「学生さんにはこんなところを見学してほしいな」と思うような箇所がたくさんあることに気づきました。

 

例えば、

・リハビリテーションという領域の広さと深さ

・理学療法士という仕事の素晴らしさ

・理学療法技術

・コミュニケーション技術

・社会人に向けての礼儀作法

・この仕事の難しさ

など、これまで私が経験したことをまるごとぎゅっと詰め込んだ話をたくさんしたくなりました。

 

ただ、思い返してみても私が実習をしたいた頃には、こんな着眼点はなかったし、正直どこを見学していれば良かったのか分かっていませんでした。

また、これまでに私が指導した学生さんの多くも、見学の際にどういったポイントをみているのがよいのか分かっていないと答えています。

 

これでは、私の想いを全てを伝えてしまうと、ただでさえ頭がいっぱいいっぱいの学生さんを余計に苦しめる結果になることが目に見えています。

そこで、今回は私が思う、「見学中に最低限みておいたほうが良いポイント」を5つ挙げていきます。

 

この記事を読めば、見学実習が充実したものになっていきますよ!

 

見学も大切な実習の1つ

5つの見学ポイントを挙げる前に。。。

まずは見学のモチベーションについて触れていきます。

 

実習の大半は見学実習である

「治療の見学中なにを考えていますか。」

 

この質問をすると、多くの学生さんは

「いや。。。」

と言葉を捜すか、

「なにも、、、考えてません」

とはっきり言ってきます。

 

わかりますよ。

私もそうでしたから。

 

でも、実際に指導する立場になってからわかったのですが、、、

 

 

 

……なにをしにきているんだ??

 

とは、口にはしないものの、指導する側の内心ではとてもショックを受けています。

実習の意味を全く理解していない軽率な発言とも捉えられてもおかしくありません。

それだけでなく、患者様や指導者の時間を割いてまで見学や指導をしてもらう資格がない、と判断されてもおかしくはありません。

見学態度について厳しく指導された理由がやっとわかった瞬間でした。。。

 

実際のところ、臨床実習ですら、実習期間の大半は見学実習です。

その見学実習をないがしろにする発言は、実習生自身の首を絞める結果となる可能性が高いのです。

見学の意味をしっかりと理解して、無駄な時間とならぬようモチベーションを高く持って取り組むようにしましょう。

 

見学はものすごく価値のあるもの

見学はあなたの思考の引き出しを増やしてくれるものです。

 

この患者様にはこんな治療をすると良いのか!

こんな症状に対してはこんな治療をするのか!

この疾患に対する負荷量はこれくらいが良いのか!

 

このような引き出しをたくさん作るための大切な実習なのです。

あなたが臨床へ出たとき、この引き出しが少ないと治療の幅が狭くなり、治るものも治せない可能性がでてきます。

あなたがなりたいセラピストってそんなものではないですよね?

 

おそらく、実習生の多くは気づいていないかもしれませんが、ほかの人(特にあなたよりも何倍も経験値のある先輩)の考えを知ることは、相当価値の高いものなのです。

臨床に出ている人たちは、自分の治療の幅を広げるために、他人の考え方を学びに、勉強会や学会・協会へ多くの金銭と時間をかけています。

中には給料の2/3以上もかけて毎週勉強会に出ている人もいるくらいです。

 

そんな知識を一体一で直接、そして毎日のように、さらにたくさんの先生方に指導をしてもらえるのですから、こんな願ったりな境遇はありません。

臨床へ出てしまうと、他人の治療をこうもじっくり見学させてもらうことがなくなります。

治療の見学ができるのは学生さんの特権と言えるのです。

できることなら、私も今、数週間に渡って色々な先生方の考えを間近で見学させていただきたいと思っています。

このことに気づけたとき、あなたは見学実習のありがたさ、偉大さを身にしみて感じるでしょう。

 

ただ、これは実際に臨床へ出て、自分一人で患者様の前に立ったときや、壁にぶつかったとき、初めて感じる人も多いでしょう。

後悔する前に、、、再度見学実習の意味を考えてみてくださいね。

 

 

見学をする際に最低限みておいたほうが良いポイント5つ

じゃあ実際、見学の時にはどこをみればいいのよ??

 

ということで、本題の「見学をする際に最低限みておいたほうが良いポイント5つ」について触れていきます。

 

①どんな疾患なのか

まず、どんな疾患に対してリハビリを提供しているのかを知らないことには、スタートラインにも立てません。

ただ、一番大切ではありますが、一番デリケートな話題でもありますので、深追いする際は注意が必要です。

また、その方が患っている疾患を知ることで、リハビリを行うにあたってのリスク管理にもなりますので、自分自身の保護のためにも必ず聞いておきましょう。

できれば、見学に入る前に既往歴も含め聞きだしておくとよいでしょう。

 

 

 

②発症してどのくらいの期間経っているのか

発症からの時期によって、できる治療・できない治療があります。

特に超急性期でのリハビリの場合、身体には生理学的変化(痛み・骨や皮膚の修復・筋出力など)が著しく現れます。

それに伴い、疾患増悪・禁忌のリスクも変わってくるため、できる治療・できない治療が刻々と変わっていきます。

 

また、発症からあまりに長い年月が経っていて、リハビリの力ではどうすることもできないような症状もあります。

そういった症状に対しては、リハビリの即時効果が得られにくいため、治療の優先度を下げて提供している可能性もあります。

このように介入したくても優先度を下げざるを得ない状況もあるかもしれません。

これもリスク管理の一つです。

 

 

③これまでの経過

伸びシロの予測をします。

大雑把にみて、回復傾向?悪化傾向?維持傾向?

を把握することでこれからのリハビリの効果を予測をすることができます。

 

治療をするにあたって予後予測をすることは、大切な過程です。

この判断を外してしまうと、最終目標が大きく変わってきてしまうからです。

最終目標が変われば、その患者様の人生も変わってきます。

 

④問題点はなにか、そしてどんな評価の方法で問題点を抽出したのか

問題点を把握することで、治療の方針も把握することができます。

また、評価方法はリハビリをするに当たってとても重要なものとなります。

私はこれを一番重要視して見学することをオススメします。

 

「評価方法の知識の引き出しが多い=優秀なセラピスト」であるとも言われています。

評価方法の知識が多いと、的確に問題点を見つけやすくなるだけでなく、治療効果に悩んだときにも、再評価してほかの問題点を挙げることができるという強みになります。

 

学生さんのうちに色々な先生方の考え方(評価→治療)を学んでおくことで、実際に臨床へ出てから、自分の考えだけではどうしようもなくなった時に、この引き出しを開けて患者様へ還元できるようにしておきましょう。

 

 

⑤問題点に対してどんなアプローチをしているか

要するに治療内容です。

学生さんにとってこれを学ぶことが、メインだと考えてる方も多いとは思います。

しかし、先に挙げた①~④の情報と掛け合わせて覚えておく必要があります。

治療だけを覚えていても、実際に臨床へでたときに、薄っぺらな情報になるので、注意して下さい。

 

どんな症状に対して、どんな評価をして、どんな治療をしているのか

 

これを理解していないと、臨床ではあなたが壁にぶつかったとき、助けてくれる知識の引き出しとはなりません。

再び言いますが、見学はいかにこの引き出しを増やせるか、これが将来の自分にとってどれだけ貴重な情報として落とし込めるかが大切になってきます。

 

実習の大半の時間を占めている見学実習。

多くの学びとなれるよう、積極的に参加してみてください。

 

最後に

見学実習で高評価を得るためのポイント

学生でいるうちはまだ机上の勉強と臨床での思考がうまく結びついていない状態です。

 

つまり、知識として要素要素では"知っている"けれど、それがどう臨床で活かされているのか"わかっていない"状態であると考えられます。

学生さんの中には "聞けば返ってくる" 人が多くいます。

これは典型的な「机上の勉強と臨床での思考がうまく結びついていない」学生さんのパターンです。

 

 

そもそも、実習の大きな役割として、学校の勉強で得た知識と実技を、実際の臨床の場で実際の治療と結びつけることで、卒業後すぐに働ける人材を育成していくことが挙げられます。

いわゆる、点と点を結ぶと線になる ってやつです。

点を教えるのが養成校の先生。

その橋渡しをするのがバイザーの先生方の役割です。

 

しかし実際問題として、学生さんの多くは養成校で学んでくるはずの点も曖昧であります。

それは、もちろん個人の能力・努力の問題なので否定はしません。

しかし、せめて学生さんは点を実習で学ぶのではなく、線を学ぶ姿勢を示しましょう。

実習をうまく過ごすポイントとして覚えていてね。

 

学生さんはわからないことが当たり前

"わからない"ことは"わかる"へと一歩進む過程において必要な要素です。

 

また、"わかる"ことが増えるからこそ、"わからない"ことも増えるのも事実です。

 

今までの経験上、"わかった"気でいるプライドがやけに高い学生さんは、何かしらの問題を抱えていることの方が多いです。

臨床という机上の勉強では学べないことを実習で学んでいる訳ですから、学生さんは”わからない”ことがあたりまえです

 

だからこそ、学生さんは"わからない"ことを恥じるのではなく、自分自身のために"わかる"ことを実習で少しでも増やして学んでいくことが大切です。

下手なプライドは捨てましょう!

 

"わかる"ことを多く経験した人は、臨床へでてからの一歩目が他の人とは比べ物にならないくらい大きくなります。

そして、実習で”わかる”と思っていたことが、実際の臨床の場で患者様を担当させていただくことで、また"わからない"という壁にぶち当たります。

すると、そこから"知りたい"、"学びたい" とさらなる勉強が進み、"わかる"ことが増えていく。

今も第一線で働くベテランの先生方はこの繰り返しで、常に知識を深めていき、洗練された技術を持って治療に励んでおられるのです。

臨床で良い一歩目が踏み出せるよう、見学実習にも積極的に参加していきましょう。

 

 

うとうとしている暇はないはずですよ??

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

引き続き、『リハぶっく』をお楽しみください。

 

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