理学療法実習の事前学習として勉強すべき2科目

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当ブログは、実習生向けに理学療法士である長谷川元気が監修しています。

 

『実習』のことや、『お金』のこと。

学生さんにとっても "不安" を抱えやすいこれらのことについて、情報を共有していきます。

 

もうすぐ理学療法士の実習ではCCS(クリニカルクラークシップ)制度が導入されますので、その一助になれば幸いです。

 

少し先を生きている私が、勉強したこと、経験したこと、そして実践していることなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

Web上の 《 おすすめ参考書 》 として、 "あなた" のお役に立ちますように。

長谷川元気

 

※よく更新していますので、【ブックマーク】や【ホーム画面に追加】をしてお楽しみください。

 

よくある実習の悩み

【事前準備】理学療法実習の前に勉強すべき科目とは?~おすすめ2選~

投稿日:2020年6月12日 更新日:

 

こんな未来を想像してみよう!

実習までにやることが明確になって不安が軽くなりました!

この記事を読めばその未来、訪れちゃうかも??

 

 

実習前の事前学習に関して、、、

 

「事前に勉強って、、、なにをすればいいの?」

「テストに受かっているから大丈夫でしょ!」

「臨床と授業は違うって聞くけど、本当に事前に勉強する意味あるの?」

 

 

こんなことを思ったことはありませんか?

 

 

たしかに「実習の前には勉強をしておこう」、なんて漠然と言われても、なにをすべきかわからないですよね。

まして、実習先に「どんな勉強をすればよいですか?」と聞いても、「特にないよ!これまでの復習しておいてね。」なんて答えが返ってくるだけ。

「じゃあ勉強しなくていいじゃん。」

「教えてもらえるからいっか!」

 

なんて考えに至るのもわけないですよね。

 

察するに、臨床教育者が発するその言葉って、たぶんですけど、、、

”学生でならったことは当たり前にできる”という前提があると思います。

「その基礎以上のことは求めていない」=「基礎はもちろんできてるよね?」

と変換してもいいくらいです。

 

つまり、基礎知識が身についているのが大前提と、心の片隅で思っている可能性が高いのです。

 

そこで、今回の記事では、実習前に復習しておくと有効であろう科目についてまとめていきます。

事前に必要な知識をつけて、実習に臨んでいきましょう!

 

こんな方におすすめ!

  • 実習の事前勉強ってどんなことをすればよいかわからない!
  • 実習に行く際に事前に勉強しておくべき範囲を知りたい!
  • 勉強しておくと実習に役立つ教科を知りたい!

 

 

 

実習の事前勉強には『生理学』がおすすめ!

実習生さんが実習前の事前準備の際に学んでおくべき科目についてまとめていきます。

まず。学生さんにおすすめしたいのは、『生理学』です。

この科目を優先的に復習してみましょう。

 

『生理学』は理学療法には欠かせない知識

というのも、理学療法を提供する上で、必ず知っておかなければならない知識がたくさん詰まっているからです。

 

例えば、

  • 運動、ストレッチ、マッサージの効果って?
  • 身体の中ではどんな反応が起こってるのか?

  • これらがどんな変化をもたらすの?

 

これらはすべて生理学で習ってきているはずです。

臨床家はこの知識を”治療”として活用し、結果を出しているのです。

つまり、これらがわかっていないと、「なんで変わったの??」なんてことになってしまうのです。

うろ覚えでもいいので、イメージできるようにしておきましょうね!

 

 

リスク管理にも繋がる

理学療法はマッサージやストレッチなどのような”外部からの刺激を提供することによる身体内の変化”を利用して、治療を行っていきます。

そのため、その介入方法の良し悪しを判断するのは、表面上に表れる現象だけでなく、体内に起こっていることにも着目しなければなりません。

そこに着目することが”リスク管理”にもつながっていきます。

 

というのも、理学療法に限らず、医療行為には主作用のほかに何かしらの副作用も伴います。

その副作用が身体に害をもたらしすぎてしまうようであれば、それは「良くない治療」ですよね。

「良い治療」をするためには、なるべく害のない主作用・副作用をもたらす治療方法が望ましいということは、だれでもわかります。

 

つまり、「良い治療」を提供できているのかどうかを判断するためには、身体の中の変化を評価できなければならないため、生理学の知識が必要となってくるのです。

臨床ではリスク管理できていないと”事故”や”死”に直結する場合がありますので、かなり気を遣っていますよ。

 

 

実習で”線”を結ぶためによく用いられる”点”である

また、目に見えた治療の効果だけを追っていても、それは自分のためになりませんよね。

「臨床家ってすげー!」と感動するだけで終わる実習では、意味がありません。

せっかくの機会なので、それ以上の知識も持ち帰りましょう。

 

数年後にはあなたもそうなっているのですから、決して他人事のようにしない方が良いと思います。

どういった理屈で、どういった原理で、その治療効果が得られたのかを学ぶのが実習の目的の一つです。

 

その理屈や原理(”線”)を理解するためには、ある程度の知識(”点”)が必要です。

特に『生理学』はその”点”としてよく用いられることの多い科目なのです。

(『病理学』は『生理学』の”線”として活用されています)

 

これらの知識を応用して、治療したい部分はどうすれば変化をするのか?そして、何が変化すると良くなるor悪くなるのかを考察できるようになれるといいですね!

 

 

実習の事前学習には『理学療法評価学』もおすすめ!

『理学療法評価学』は、実技系のおすすめ科目です。

実習では、”考える”だけでなく”体験する”ことも経験することができます。

 

 

実習は初めて患者様に触れる機会となる

実習では、多くの学生さんが”実際の患者様に触れる機会”となります。

これまで学生同士で行っていたのとはワケが違ってきます。

可動域制限や痛み、緊張、認知機能、、、

多くの前提条件が変わっていきます。

 

そうした中で、いかに平静を保っていられるのかは、事前に勉強した量で決まっていきます。

 

 

患者様のことを想いましょう

初めて実際の患者様に触れる際は、誰もが緊張しますし、時にミスもします。

ただ、その時間・経験を提供してくださっている患者様のためにも、最善を尽くさなければなりませんよね。

 

「学生だからしょうがない」

これが通用する世界だったら良いのですが、必ずしもそうとは限りません。

 

特に医療界では、患者様の人生をも決めてしまうことに繋がりかねないのです。

 

”実際に触れる”難しさを経験するとともに、それが臨床で生かせられるような経験とできるかどうかは、事前に勉強してきたかどうかに比例します。

そのため、実習前には『理学療法評価学』も優先的に取り組んでみてくださいね。

 

 

事前学習の定番『解剖学』は?

ところで、実習前の復習といえば、『解剖学』なんてのもよく挙がってくるかと思います。

 

『解剖学』も理学療法には欠かせない知識

もちろん、『解剖学』も理学療法には欠かせない知識です。

筋肉の名称や作用、起始/停止などの基礎知識は実習でも大活躍しますもんね。

 

ただ、『解剖学』は優先度としては低めでもいいかもしれません。

 

 

『解剖学』は二の次でも良い

というのも、治療部位である解剖学(筋肉などの組織)の知識は、その分野の患者様がいなければ、学生さんに細かい知識は求めないことが多いのです。

最低限、有名どころの大きな筋肉には触れておくことをおすすめします。

 

臨床では肩が得意な人、膝が得意な人、足が得意な人などと、部位別でのスペシャリストがいるものの、『生理学』『病理学』のスペシャリストと名乗る人はそう多くないですよね。

これも『生理学』『病理学』の知識はベースにあって、その中で突き詰めた先がその部位だったというだけなのです。

 

つまり、『生理学』『病理学』の理解ができていないと、『解剖学』で自分の技術を深めることができないと考えられるのです。

そういったことからも、『解剖学』は二の次でも良いかと思います。

 

とはいえ、臨床でも筋肉が大好きな方がいるので、そういった臨床教育者にであうときには有効です。時間に余裕のある方は、ぜひ解剖学も復習しておきましょうね。

 

 

 

実習における事前学習の意味

臨床では、

身体の外と中でどんな変化が起きているのかを評価し、

改善可能かどうかの解釈をします。

その後、その妥当性についての考察をしたのち、介入し、改善の有無を再評価します。

 

それらの流れをよく理解するためには、”知識”が必要です。

実習は、その流れを将来的に行うであろうあなたの中で、欠けている”知識”の穴を見つけ、埋めることのできる絶好の機会。

 

よく勘違いしている学生さんもいますが、臨床の知識は養成校で習ってきた知識の応用です。

基礎がなっていなければ、応用など、できるはずがありませんよね。

なので、実習前の事前学習は欠かすことのできない準備なのです。

 

また、実習で新しい知識ばかりに触れていると、その知識を学んでいるだけで時間がなくなり、本来学んでいきたい”線”の部分にたどり着かないのです。

”実習で新しい知識を教わる”という考えを前提に実習へは行かないようにしましょう。

実習はあくまで、これまでの知識をどう応用すれば、臨床で使えるのか?を学びに行くつもりの方が良いです。

 

 

 

事前学習の際におすすめな参考書

最後に、事前学習にも、実習中にも、臨床でもおすすめな参考書をご紹介します。

 

事前学習に使う参考書は、臨床でもよく利用する機会のあるものがおすすめです。

そのため、ある程度、総合的に広範囲の知識が載っているモノの方がよいでしょう。

もし、臨床にいってその分野の患者様に出会わなかったら、本棚の肥やしになるだけですからね。

まずは、載ってる範囲の広さに加えて、知識を補完してくれるような、図がたくさんあるものが特におすすめです。

 

学割で高い参考書を安く買うおすすめの方法

 

例えば、

"病気がみえる"のシリーズ『生理学』も『病理学』も『解剖学』も一通り網羅されているオススメの参考書です。

特にリスク管理という面から考えると、”循環器” ”呼吸器” ”脳・神経”は揃えておきたいところかと。

 

 

 

これはその他のサイトのレビューをみるとわかるのですが、理学療法士だけでなく、医師や看護師からも絶大なる人気を誇る参考書です。

「医療業界に入るなら、持っておいて損は無い!」と豪語していたところもあるくらいです。

 

それぞれの分野別に分かれているため、興味のあるものから揃えてみてください。

この参考書の良いところは何と言っても"安い"ところ。

一冊3000~4000円程度で、豊富な知識を得ることができます。

私も事あるたびに見直す良書ですよ~

 

 

もう一つは『運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学』です。

こちらは解剖学を臨床向けにするためには、どう見たら良いのかを知れるオススメの一冊です。

私はこれを読んでから、より解剖学が面白いと思いましたし、臨床での結果の違いに驚かされました。

『解剖学』を"線"にするためのヒント、いや、"答え"が書かれています。

詳しくはこちらも合わせてご覧下さい。

『運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学』の評価と感想
【おすすめ】『運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学』の評価と感想

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時間にも、精神的にも切羽詰る実習前。

自分なりに備えをして、少しの自信を持って実習に臨めるようにしていきましょう。

 

最後までよんでいただきありがとうございました。

引き続き『リハぶっく』をお楽しみください。

 

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