勉強づくしの学校生活。そんな生活からは解放される??
誰もが夢見る大学生のキャンパスライフ。
遊び、恋愛、バイト、サークル、、、

とはいえ、医療系学生からすればそれらは無縁のもの。
理学療法学生も勉強、勉強、勉強、、、
勉強だらけのキャンパスライフ。
毎日高校生と同じように、いや、それ以上に毎日みっちり勉強していますよね。
そんなイメージとのギャップから、自分が大学生だということも忘れてしまうほどです。
こんな学生生活を送った分、臨床に出れば、少しは勉強から離れられる??
そんな淡い期待を持っている学生さんも中にはいるようです。
しかし、現実はそんなに甘くありません。
むしろ、臨床に出てからの方が勉強します。
これは私自身の体験談でもあり、理学療法士になった人の多くが言っていることです。
PT協会の方でも、2021年から『生涯学習システム』なるものが施工されるようです。
まずまず、勉強をたくさんしなければならないということが突きつけられましたね 笑

ということで、今回はなぜ理学療法士が臨床にて出てからも勉強し続けなければならないのか?その理由について触れていきます。
勉強ってそんな悪いものばかりじゃないからね!!!!
↑結構重要なとこ。最後にその答えを書いておきましたよ。
理学療法士が生涯勉強しなければならない理由とは?
そもそも、勉強はなにも学生だけがするものではありませんよね。
社会人になっても、理学療法士になっても、社会に出れば、なにかに属すれば、その世界で生きるために学ばなければならないことが増えていきます。
”郷に入っては郷に従う”ということわざがあるように、その世界のルールを守らなければ、追放されるのが現実です。
つまり、我々医療従事者もほかの社会人と同様に、一生涯勉強をしなければなりません。
なにも我々医療従事者だけが勉強しなければならない、、、というわけではないのです。
どんなサラリーマンも勉強していますからね。
ただ、ほかの社会人と違うのは、スピード感と責任感です。
この2点において、医療従事者は一般の社会人よりも多く勉強することが求められています。
覚えておきましょう。
そうして得た知識や情報は患者様のためにもなるし、なによりも自分自身を守ることになります。
これからあなたは自分を守るためにも、勉強し続けてください。
今の医療は日々めまぐるしく進歩し、知識が更新されています。
そして、それらの知識はTVやインターネットという誰もがみれるツールでさらっと流れてきます。
しかし、それを誰かが常に教えてくれる世界ではありません。
なのに、「知らなかった、、、」では済まされない世界なのです。
自分でそれらの情報を取りに、見つけに行かなければならないのです。

理学療法が死に直結することもある
医療の世界で知らないことがある=死へのリスクが高まる
というイメージはありませんか?
お医者さんなんかはまさにという感覚でしょう。
こう言葉にしてみるとより責任が重く感じますよね。
では理学療法士はどうでしょうか?
理学療法士と死。。。。
リハビリテーションと死。。。
あなたの中で結びつきますか?
これが結びつくのです。
リハビリテーションと死は無縁ではありませんからね。
リハビリテーションを提供したことで、死に至る可能性は十分にあります。
”運動”という身体への負担をかけるのですから。
身体へ負担がかかるということは、その負担に耐えられなかったとき、人は死に近づきます。
かといって、負担をかけなければ、回復をすることはありません。
ここが難しいところなのです。
リハビリテーションはそ身体への負担を考慮して、運動療法のメニューを決めていきます。
運動療法が最大限の効果を発揮できるように、効果的な負担をかけるのです。
それを知らなければ、あなたが無知であるがゆえに、人が死ぬ可能性だってあるのです。
脅しに聞こえるかもですが、そんな中で理学療法士は働いています。
実習ではニコニコしている先生方もたくさんいるとは思いますが、頭の中では死に対するリスクについてめちゃくちゃ考えているはずです。
あなたが担当した方の予後を良好なものにしたければ、死から少しでも遠ざけるためには、勉強しましょう。
科学的に正しいと言われている知識を。
そのロジックがあなたも、患者様も守ることにつながるのです。
最後に
いまさらかもしれませんが、、、、
そんな大変な世界へようこそ 笑
私はあなたがたのことをとても誇らしく思います。
たいへんな世界に飛び込んできて、いきなり責任も負わされ、、、
時には嫌な気持ちにもなることでしょう。
時には辞めたくもなるでしょう。
しかし、その勉強をしたことで、どんどんと目の前にいる患者様が良くなっていく様子をみることができるのです。
それはとても嬉しいことですし、達成感や充実感をとても感じます。
勉強をしたことで、人生が変わるのです。
あなたも、患者様も。
それは努力したものにしかわからない感覚でしょう。
勉強した先に待っているのは、苦痛を上回るほどの感動です。
私は早くその感覚を感じて欲しいと思っています。
そのためのお手伝いをしていきます。
先に生きて、先に学ぶものとして、あなたがたが悩んだ時に支えられる存在として、私を使ってください。
こうして出会ったのも、何かの縁でしょうから。
勉強が嫌だな、、、、
で諦めてしまってはもったいないですよ。
その苦労した分、ほかの人には見れない、面白い景色をみましょうね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
引き続き『リハぶっく』をお楽しみください。