どうも、長谷川元気です。
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今回の記事では以下のツイートを深く掘り下げていきます。
実習に行き詰まってくると、どうしても、視野が狭くなってきてしまう。
すると、
その狭い世界の中で色々考えようと思っても、堂々巡りになってしまうでしょう。そんなときは、少し顔を上げて空を見てみよう。
こんなにも世界は広いし、大きいのだから。
— スーパーバイザー@実習コーディネーター (@PTsupervisor) 2018年11月20日
多くの学生さんにとって「実習」は悩ましいものであり、大変で、辛いものであると思います。
そこで、今回は実習で行き詰まった学生さんへ、おすすめの気持ち切り替え方法をお伝えしていこうと思います。
実際に、その実習を潜り抜けてきた私も、学生の頃は「大変で、辛い」そう感じていました。
早く終わらないかな
一日中、寝たい
あぁ、今日も実習か・・・
そんなことを毎日思っていた記憶があります。
実習期間は、あまり同級生とも会わず、連絡すら控えていました。
そうなると、実習期間に関わる人って家族、バイザー、実習地の先生方、患者様くらいしかいなくなるんですよね。
遊びに行く余裕などありませんでしたから、ストレスの逃げ場が限られてくるのです。
今思えば、それが劣悪な環境だったことにきづくことができます。
しかし、学生の頃の私にとっては、そうだとも思わず、むしろ、そんなことにわき目も振らず、一心不乱に実習に励んでいました。
当時のことを家族にきいてみると、「目つきが怖かった」「近寄りがたかった」などと、言われてしまうほどでした。
特に本人はいたって普通に接していたつもりでしたが、そんな印象を持たれていたようです。
たしかにそうだったかもしれません。
当時、私の視界に映るものって、本当に限られていました。
移動時ですら調べ物をしていて、視線は目の高さ以上になることもほとんどなかったように感じます。
その日の天気ですら、スマホでさくっと調べ、実際の天気など見もしませんでした。
信号機を見るくらいでしょうか。
視線がふと上がる瞬間って。
人は置かれる環境によって、いとも簡単に変わってしまう生き物です。
学生さんにとっての「実習」は、日常では感じることのできない、ストレス環境に置かれる可能性を大いに秘めています。
そんなとき、人は視野が狭くなり、思考速度が低下していきます。
すると、せっかく知見を広げるはずの実習であるのに、観ている点が狭まってしまうというのは大きな損失です。
心にゆとりを持ちましょう。
人はよくいいます。
しかし、それは簡単なことではありませんし、ましてや実習というストレス状態にあれば、なおさらです。
そこで今回私がオススメしたいのは、
考えに煮詰まったとき、また、実習地へ向かうときなどに、少し顔を上げて空を見てください。
そして、思いっきり深呼吸して、肺に新鮮な空気をこれでもかってくらい取り入れてみましょう。
これだけです。
タイミングはいつでもかまいません。
下ばかり覗いているときとは違い、気持ち背筋も伸び、気分がすっきりしませんか?
視界が少し明るくなった気がしませんか?
”あぁ肩がこってるな”
そんなことにも気がつくかもしれません。
そうした”気付き”があなたを次のステップへと導いてくれるでしょう。
新しく”気付く”ことで、知見は広がります。
知見を広げたければ、自分の視野を広げてください。
そのために視線をあげて、空を見ましょう。
物理的にも視野が広がれば、頭の中での視野も広がります。
その状態で実習を受けてみましょう。
より多くの情報を得ることができ、知見も広がっていくことでしょう。
これが私が実習で行き詰まったしまったときにおすすめの、気持ちの切り替え方法です。
最後まで読んでいたいただきありがとうございました。
引き続き『リハぶっく』をお楽しみください。