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当ブログは、実習生向けに理学療法士である長谷川元気が監修しています。

 

『実習』のことや、『お金』のこと。

学生さんにとっても "不安" を抱えやすいこれらのことについて、情報を共有していきます。

 

もうすぐ理学療法士の実習ではCCS(クリニカルクラークシップ)制度が導入されますので、その一助になれば幸いです。

 

少し先を生きている私が、勉強したこと、経験したこと、そして実践していることなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

Web上の 《 おすすめ参考書 》 として、 "あなた" のお役に立ちますように。

長谷川元気

 

※よく更新していますので、【ブックマーク】や【ホーム画面に追加】をしてお楽しみください。

 

実習の基礎

臨床実習を乗り切るためのポイント ~『主体性』の持ち方~

投稿日:2020年2月19日 更新日:

臨床実習を上手く乗り切るためには『主体性』を持つことがポイント!

臨床実習をうまく乗り切る方法としてよく挙げられるのは

 

『主体性』を持って取り組もう!

 

というものです。

『主体性』はビジネスマンのスキルとしてもとても重宝されており、主体性のある/なしによって、仕事の出来も左右されると言われているほどです。

学生さんは実習で社会人スキルを求められる風潮にありますから、このスキルが取り上げられているのも納得ですよね。

 

実習生の指導者を何年もしている私からみても、たしかに、『主体性』を持って取り組んでくれる実習生さんはとても印象もよく、指導する際もとてもスムーズにいく実感があります。

ただ、はじめから『主体性』を持った実習生さんというのは、なかなかいません。

実習を通じ、”とある気付き”をすることによって、『主体性』は育まれていくものなのです。

 

 

また、『主体性』は『積極性』や『自主性』とも違いますからね。

実習生さんが求められていることをしっかり把握して生かしていきましょう。

※あとでこれら3つの違いについては解説していきますね。

 

 

ということで、今回は実習に『主体性』を持って取り組むためにはどうしたらよいのかについてまとめていきます。

これを身につければ、実習を楽しんで過ごせる??かもしれません。

主体性を持って実習に取り組めば、よりよい実習になること間違いなし!

 

 

『主体性』の持ち方

ではさっそく、『主体性』の持ち方に入ります。

 

実習生さんが『主体性』を持つためには、

「どう動けば、相手(指導者や患者様)が嬉しく思うか」

を考えることがポイントとなっています。

 

もう一度繰り返します。

「どう動けば、相手(指導者や患者様)が嬉しく思うか」

が重要なのです。

 

実習中、ガンガン頑張って指導者のお手伝いしたとしても、それが迷惑であったらそれは『主体的』とは判断されません。

自分がしてほしいと思ったことではなく、相手がして欲しいと思ったことを想像するのですから、慣れないうちは難しいとは思います。

しかし、練習を積み重ねていけば、大きなミスには繋がりにくくなっていきますからね。

そして、このスキルは社会に、臨床に出てからも重宝されるものですから、練習あるのみです。

 

このポイントを大前提に以下の知っておきたいことを合わせていくと、徐々に『主体性』を持って取り組むことができてきます。

 

 

 

『主体性』を持つために知っておきたいポイント①『相手を知る』

『主体性』を持つための秘訣は、相手が”よく思ってくれるかどうか”を考えることなのです。

ということは、『主体性』とはあなた自身が判断することではなくて、相手が判断することであるということがわかりますよね。

自分勝手に好き放題やってばかりでは意味がないのということです。

 

良かれと思ってやったのに、、、

というミスマッチを起こさないためには、まずあなたがやらなければならないことがあります。

 

それは、『相手を知る』ということです。

 

 

これは『主体性』を持つために知っておきたいとても重要なポイントとなっています。

相手のためを想っての行動をするためには、まず『相手のことを知る』必要があるのです。

相手のことを知らなければ、相手の考えていることや感じ方がわかりませんよね。

 

 

「ありがとうございます」「すみません」

それぞれの受け取り方は、人それぞれです。

これと同じように、実習生さんが行った行動に対して相手(指導者や患者様)がどう受け取るかは人によって異なるのです。

 

だからこそ、リハビリテーションを提供する際に、はじめに個人情報を確認しますよね。

そうして得た情報をもとに患者様とのコミュニケーションが始まるのです。

 

事前に個人情報を得ていれば、あなたが「言ってはいけない言葉」や「触れない方が良さそうな話題」を把握した上でコミュニケーションを図ることができます。

つまり、そういった準備のおかげで、相手がよく思ってくれる話題を提供することができるのです。

 

患者様の情報は事前にカルテや医師、看護師さんからたくさん得ることができると思います。

だからこそ、我々セラピストは患者様との会話が弾むのです。

 

しかし、指導者に関しては自分でコミュニケーションを図りながら、どんな指導者なのかを探っていくことがメインとなります。

指導者の個人情報なんてそうそう手に入らないですからね。

ここが実習の難しいところです。

 

指導者のことを知らない状態で放り込まれたアウェイの土地では、どこに地雷があるかもわかりません。

それを探り探り指導者を知ろうとするその作業は、猛烈に頭も体力も使います。

 

そして厄介なことに、

「指導者にとっての良いを見つけるまでを、いかに早くするのか」が実習初期の評価に直結すると言っても過言ではないのです。

 

 

こんな過酷な環境の中、指導者にとっての良いを探し当てるのは、至難の業であると言えるでしょう。

なので、指導者からのそう言った歩み寄りがない場合は、患者様とのコミュニケーションを中心に、患者様のことで指導者とコミュニケーションを図ることが、実習を円滑に進めるためには良いのかもしれませんね。

 

 

また、別の方法からの情報収集は”観察”することが挙げられます。

"相手の考えを知ろう"ということを常日頃から意識していると、自然とその相手を観察することになります。

仕草や口癖など、相手の特徴や性格を探るために観察することは、とても有効な手段だからです。

 

恋人が相手のことを"もっと知りたい"と思った時によく観察したくなる!それと同様ですね。

 

 

 

『主体性』を持つために知っておきたいポイント②『興味を持つ』

2つ目のポイントとしては、如何に『興味をもつ』かが重要になってきます。

『相手のこと』を知るためには、ある程度の『興味』がないと「知りたい!」と思えないですよね。

 

また、指導者の考える理学療法士やリハビリテーションへの興味がないと、自ら学ぼうとは思えないのではないでしょうか。

つまり、相手を知りたいなら、どんな興味の持ち方でもよいのですが、「知りたい」と思えるような動機を探してみましょう。

 

 

例えば、患者様であれば、

これまでの人生どんなことを過ごしてきて今があるのかな?

病気にかかっている今、どんな想いでいるのかな?

これからどう生きていきたいと思っているのだろう?

など。

 

指導者で言えば、

どんな価値観で理学療法をしているのだろう?

理学療法・リハビリテーションを提供する上で、最も大切にしているものってなんだろう?

患者様との関わり方で気をつけていることってなんだろう?

など。

 

 

こういったことから、少しでも相手のことに『興味を持ち』、『知ろう』としてみてください。

そうして、徐々に集まった患者様・指導者の情報をもとに、それぞれが嬉しいと思える行動をあなたがしていけばよいのです。

言葉で言うのは簡単だけど、実際やると難しいとは思います。ただ実習では、それも含めて、あなたが働く際に役立つコミュニケーションの練習であり、社会経験ですよ。

 

 

 

 

患者様の求める『主体性』と指導者の求める『主体性』の具体例

こうして考えてみると、あなたを『主体性』があると判断する基準というのが、判断する人でそれぞれであるということがわかります。

では、一般的に患者様と指導者ではどんなことを『主体性』があると判断しているのかを、具体例で示します。

 

患者様が求める『主体性』とは?

一般的に患者様との関係性には"傾聴"が挙げられていますよね。

なので、学生さんの基本は傾聴です。

 

これまでの人生のこと、現病歴、疾患になったことに対して思ったこと、悩み、これからの人生。

それだけでなく、日常会話や趣味、職業の話、あなたへの関心話、そして自身の死に関して。

 

傾聴することによって色んな話題が出てきます。

その話題に沿った内容で話せることを、患者様は望んでいることが多いように感じます。

 

「気持ちをわかってほしい」

「ただただ話を聞いて欲しい」

「世間から置いていかれないように外の情報が欲しい」

などいろいろな目的があって患者様は話してくれるでしょう

 

そんなときにあなたがその話題に対してネタがなさすぎるというのでは、嬉しくないですよね。

ということで、患者様にとって学生さんの『主体性』を感じるポイントというのは、『話題を持ってきてくれる』『話を聞いてくれる』ことが多い印象です。

 

 

 

指導者が求める『主体性』とは?

指導者の本音としては学生さんが”育っているのかを判断することができるレスポンス”が欲しいと感じることが多いです。

指導者としても実習にせっかく来てくれているのですから、何かしら感じて帰って欲しいと思うのですが、我々も教育をするための勉強をしてきたわけではありません。

なので、実習を通じて学生が成長しているかどうかをイマイチ判断できていないのです。

 

これまではその判断をレポートやレジュメの出来で判断していた部分があります。

しかし、CCS(クリニカルクラークシップ)ではそれの作成が現実的ではなくなるため、より一層学生さんの成長度合いをはかるものがなくなってしまったのです。

 

そのため、指導者としてはフィードバックをした際の「学生さんのリアクション」を重要視しているのです。

これには予習や復習などの自己学習の成果が反映されているのかということも含まれます。

自分の足りないスキルを指摘してもらったから、それを少しでも充足できるように努力しているということが伝わることが重要なのです。

 

ということで、指導者にとって学生さんの『主体性』を感じるポイントというのは、『フィードバックに対するリアクションの良さ』であることが多い印象です。

 

 

 

 

『主体性』と『積極性』と『自主性』の違い

最後に、よく履き違えやすい『主体性』との違いについて触れて、今回の記事を終えたいと思います。

 

『主体性』とは?

自分の意志・判断によって、みずから責任をもって行動する態度や性質。 「 -をもって行動する」

(weblio辞書より https://www.weblio.jp/content/%E4%B8%BB%E4%BD%93%E6%80%A7

 

『積極性』とは?

進んで事を行う性質。 「 -に欠ける」

(weblio辞書より https://www.weblio.jp/content/%E7%A9%8D%E6%A5%B5%E6%80%A7

 

『自主性』とは?

自分の判断で行動する態度。 「 -に欠ける」 「 -を生かす」

(weblio辞書より https://www.weblio.jp/content/%E8%87%AA%E4%B8%BB%E6%80%A7

 

こうして見てみると、『主体性』と『積極性』の違いとして、その行動が「自分の意思や判断」であるかどうかが挙げられます。

つまり、その良し悪しを考えての行動であるかどうかが大きな違いです。

どちらかというと、『積極性』は猪突猛進型の人が当てはまりそうですね。

『積極性』だけでは、時に迷惑すら感じてしまうこともあります。

 

また、『主体性』と『自主性』の違いとしては、その行動の「責任」の有無が挙げられます。

つまり、自らの行動に責任を持って取り組む姿勢があるかどうかが大きな違いとなります。

『自主性』だけでは、自分ごとのように物事を取り組んでいないため「やらさている感」が伝わってくるのです。

 

 

これらの言葉の意味・違いから、実習生さんに求められる『主体性』とは、

【 物事に対して、自分ごとのように取り組んで、その良し悪しを判断した上での態度 】

であると判断できます。

 

 

つまり、

患者様にとっては、

【コミュニケーションを通じて垣間見える患者自身の気持ちに対して、自分ごとのように傾聴してくれて、学生さんなりの反応・対応をしようと頑張っている態度】

 

指導者にとっては、

【指導者の患者様に提供する理学療法・リハビリテーションに対して、自分ごとのように学び・考え、学生としてできることを十分に行っている態度】

が『主体性』であることがわかりました。

 

 

こう言葉にすると難しいように感じますが、簡単に言えば、「いかに自分の実習を自分ごとにできるのか」がポイントとなります。

あなたのための実習です。

これから近い将来なる理学療法士のための実習です。

今後あなたの目の前に現れる患者様に対して、あなたがこれからどう向き合っていくのか・どうしたら向き合えるのかを学ぶための実習です。

自分の将来のために『主体性』を持って取り組んでいきましょう。

 

そのためのヒントをこちらに散りばめました。

ぜひ、こちらも参考にしていただけたらと思います。

 

【実習の教科書】学生さんが知っておきたい ”理想の実習生” とは?

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

引き続き『リハぶっく』をおたのしみください。

 

 

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