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当ブログは理学療法士である長谷川元気が監修しています。

 

『実習』のことや、『お金』のこと。

学生さんにとっても "不安" を抱えやすいこれらのことについて、情報を共有していきます。

 

少し先を生きている私が、勉強したこと、経験したこと、そして実践していることなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

Web上の 《 おすすめ本 》 として、 "あなた" のお役に立ちますように。

長谷川元気

 

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バイザー初心者

なぜ臨床実習でハラスメントが起きるのか。

更新日:

 

ハラスメントについて

理学療法士になるために行く実習では、近年ハラスメントに関して、とても問題となっていますよね。

過去にはハラスメントが原因で「自死」という選択肢を選んだ学生さんもでてきてしまっています。

 

 

 

人として、ハラスメントは絶対にしてはなりません。

 

 

それは誰しもが認識していることではあると思います。

ただ、それがわかっていても、ハラスメントは起こってしまうのです。

 

私は大丈夫。

 

そういう人ほどハラスメントの素質のある方が多いのです。

 

では、そんなハラスメントはどうしておこるのでしょうか?

一人ひとりがハラスメントを理解することで、ハラスメント防止につなげましょう。

特に指導者の経験が浅い人は、ハラスメントをしやすい傾向にあるので、その仕組みを理解して学生指導に当たるようにしましょうね。

 

 

ハラスメントの原因

ハラスメントの原因の一つは、「自分と違う点があること」です。

これまでの育ち方、育った時代、育った環境、出会ってきた人、経験してきたこと、これらが全く同じ人はいませんよね。

この「違い」がハラスメントを生みます。

 

 

つまり、、、

この「違い」を認識していくことがハラスメントを予防するためには必要なのです。

 

 

どんな人とでもハラスメントが引きおこる可能性がある

 

実習生と指導者

指導者と責任者

実習生と学校教員

指導者と家族

実習生と友達

 

人間関係と呼ばれるすべての関係性の中には、「違い」が必ずあります。

そのため、ハラスメントはどれだけ気をつけようが、誰しもが起こしうる可能性を秘めているということを覚えておきましょう。

今回はその「違い」が生むハラスメントについて深く掘り下げていきます。

 

 

ハラスメントの原因である「相手との違い」に気づく

では、実習中の[指導者-実習生]間に起こりうるハラスメントについて考えていきます。

 

指導者と実習生の間にはたくさんの「違い」がありますよね。

 

ジェネレーション・ギャップ

今現在行われている従来型の実習では「3年以上のリハ経験があるもの」であれば指導者となることができます。

つまり、実習の指導にあたるのは4年目からとなります。

ということは、学生さんと最低でも4歳の差があるということになりますよね。

 

たった4歳?と思うかもしれませんが、4歳差でもジェネレーション・ギャップは感じます。

4歳差の大きさを具体的に表現してみると、「実習生が小学6年生の頃、指導者は高校1年生」です。

 

こう考えると4歳の差って結構大きい。

 

学生さんと指導者、いくら学んでいるものが同じでも、これほどまでの差があれば、ギャップが生じているのも不思議ではありませんよね。

 

 

経験年数

先ほどの例でも示したように、4年という差は思っている以上に大きいです。

 

一方では分数の掛け算・割り算をしているのに対し、もう一方では因数分解をしている。。。

一方では50mを平均約9秒で走るのに対し、もう一方では平均約7秒で走っている。。。

一方では総合的な範囲でリハビリを勉強しているのに対し、もう一方では自分の興味が湧いた範囲のみを勉強している。。。

知識量だけみても、これほどの差があります。

 

これにリハビリの経験値を加えると、、、

患者様と関わるのが初めての実習生さんと、4年間ほぼ毎日患者様をリハビリしている人。。。

 

とんでもないくらいの差がついているのが明白ですよね。

この差は知識の定着度や情報の取捨選択の速さにも直結しています。

4歳という年の差は、それだけ脳の発達度合いにも差が出ているのです。

 

 

責任の有無

学生さんは医療行為に関わることができないので、そもそも他人へかかる責任がありません。

言ってしまえば、学生さんは勉強しようがしまいが自己責任。

 

しかし、医療を提供する側の人からすれば、他人の人生をも左右するほどの責任を背負いながら働いています。

その重圧は背負ったものにしかわからないものがあります。

たとえ口頭でその責任の重さを説いたところで、学生のうちには決してわかりえないものなのです。

 

 

目的

学生の本業は学ぶこと。

医療者の本業は治すこと。

 

目的が違えば、それに至る工程も違ってきます。

 

一見、「患者様の治療」という軸で、実習生と指導者が同じ目的をもっているかのように錯覚してしまいます。

しかし、それぞれの目的の根本が違うので、同じ方向を向いているわけではありません。

 

 

今からできるハラスメントの対策とは?

今回挙げたものの他にも、たくさんの「違い」があります。

このような、ちょっとした「違い」からでも摩擦が生まれるのです。

そして、この摩擦が積み重なったとき、ハラスメントは起きるのです。

 

指導者の中には、「違い」を認識できずにいる方も多い印象です。

そんな方の特徴として、学生さんを「同じ職業人」として対応をしているような節が見受けられます。

 

いいことなのか、悪いことなのか、、、

結果として悪い方向へ向かうことが多いのですが、学生さんを同じ土俵で戦う者として対応してしまっているのです。

 

つまり、学生さんに指導者と【議論】することを望んでいるようなスタンスをとります。

中には、それで対応しても平気なくらい優秀な学生さんもいますが、そう何度も出会えるわけではありません。

基本的には、学校教育のように【教える-教わる】のスタンスとして対応するのが本来の実習でしょう。

 

そのうえで、実習生との「違い」に気付き、それを受け入れることでハラスメントは起きにくくなるでしょう。

 

上でも挙げたように「違い」は自分ひとりでは気づきにくいものもたくさんあります。

指導に当たる際は、必ず学生さんの評価をほかの同僚にも聞くようにしてみましょう。

そこで得る新しい情報を元に、学生さんとまた新たな関係性を作れるようにするのです。

 

『患者様への指導』と『学生さんへの指導』は同じ

そもそも『指導をする』ということは、とても難易度が高いものです。

それ相応の人格とスキルがなければ務まらないことなのです。

 

とはいえ、我々臨床家は患者様に対しても『指導』をしていますよね。

ならば、ぜひその時のような『指導法』で学生さんを導いてあげましょう。

 

患者様に『指導』するのも、

学生さんに『指導』するのも同じです。

 

”できない”理由を問い詰めるのではなく、一緒に”なぜできなかったか”を考えていきましょう。

そのような”ケア”の精神で学生さんと向き合ってみませんか?

そうすれば、ハラスメントの文字がちらつくことの少ない、今とは違う世界で学生さんと出会えるかと思いますよ。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

引き続き『リハぶっく』をお楽しみください。

 

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