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当ブログは理学療法士である長谷川元気が監修しています。

 

『実習』のことや、『お金』のこと。

学生さんにとっても "不安" を抱えやすいこれらのことについて、情報を共有していきます。

 

少し先を生きている私が、勉強したこと、経験したこと、そして実践していることなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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長谷川元気

 

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デイリーノート

理学療法学生さんに伝えたい。臨床と実習の大きな違い。

投稿日:

このところ、アンケート結果ばかりブログにアップしていたので、久々のコラムです。

 

少し前にこんなツイートをしました。

 

 

このツイート私の中では学生さんにこそ知っててもらいたいと思えた内容だったので、深堀りしていきますね。

 

臨床と実習の大きな違い

よく「臨床と実習は違うものだよ」と言われることがあります。

 

その違いの代表的なものが、『責任』や『知識』と言われています。

 

「臨床に行くための実習なのに、そのような違いが出ちゃっていいの?」

 

指導をし始めたばかりの頃から、この感情をずっと抱いていました。

ところが、先日ふとこのモヤモヤが晴れたのです。

 

「でもこれって、なぜ違いが出てしまうんだろう?」

 

そんなことを考えていたら冒頭のツイートが思い浮かびました。

実習生は指導者から知識を求められる。

セラピストは患者様から知識を求められる。

この違いってものすごく大きいのです。

その違いについて解説していきます。

 

 

臨床と実習では、知識を求められる相手が異なる。

実習では、患者様を実際に治療することはありません。

なので、これまで学校で培ってきた知識は、指導者から”評価”されるために必要となります。

 

しかし、臨床では患者様を実際に治療していくことになります。

なので、これまでの人生で培ってきた知識が、患者様やそのご家族などのHOPEやNEEDを満たすことができるのか、ということに用いられることとなります。

 

つまり、臨床と実習では知識を求められる相手が異なるのです。

 

これを理解した上で実習に臨むのと、臨まないのとでは大きな差が出てしまうことも考えられます。

 

特に「知識的に自立している」と変な自信がある実習生に多い傾向があります。

そういう学生さんは指導者のことを信じられずに、反発し、意見し、批判をしてしまうのです。

そうなれば、指導者と学生間の摩擦が生じてしまうことが明白ですよね。

 

そうならないよう、この違いをしっかりと覚えておきましょう。

 

違いを理解すると学びが深くなる。

実習では、患者様を治療するためのプランを作成します。

そのプランをまずは”評価”してもらわなければなりません。

指導者に。

 

患者様のことを想い、作成するものを評価されるというのが、気に食わない方も中にはいるでしょう。

しかし、あなたがそこで立ち止まっていたら、学生レベルでとどまることになり、”その先”を見ることができません。

 

今、実習で”その先”をみせてくれるのは指導者です。

 

学生のあなたには、まだ見えていないものがたくさんあります。

あなたの見解も”正しい”ものかもしれません。

しかし、臨床においては”より良い”見解もあるのです。

 

その世界をみてみたくないですか?

みておかなくてよいのですか?

 

みたいですよね!

気になりますよね!

 

学生さんの知っている以上に臨床は深く、楽しいものです。

その奥深さや楽しさを知ってもらうのが実習の一つの目的でもあります。

 

ぜひ、実習では指導者から求められた知識に応じることができるように努力し、指導者からさらなる学びを得て欲しいと思います。

そうして指導者と会話を重ねるうちに、あなたの今後、つまり臨床での視野を広げられるように、色々な種をもらっていきましょう。

 

 

 

指導者は学生の知識を多くは求めていない。

次の言葉は、実習生が不安になりすぎないために知ってほしい大事なことです。

実は実習で求められる知識なんか、大したことないよ。

深さも広さも、責任も。

 

これは本当なのです。

 

実際、指導者が学生さんに最低限知っていてほしい知識というのは、

・礼節やマナー

・検査・測定方法

・解剖学

・運動学

くらいなんじゃないでしょうか。

 

その他の知識に関しては、知っていたら御の字。

あとは疑問点が出たときにすぐ調べることができる『検索力』があれば、ある程度の指導路線にはうまく乗ることができるでしょう。

 

そういった指導のもとで、徐々に臨床の地盤固めをしていくことが求められていきます。

なので、実習中に学生さんが求められる知識って、すごく限られているのです。

 

ただ、臨床へ出たらその程度の知識ではまともに治療をすることができません。

特に高齢者を対象としたリハビリをする際は、身体機能への介入だけでは全然足りません。

環境因子も、個人因子も複合的にネガティブな因子が絡まりすぎて、どれかを解消しても、解決しきらない状態に陥ることのほうが多いのです。

 

そういった場合もあるため、患者様から求められる知識はかなり膨大なものになります。

だからこそ、臨床にいっても生涯、学習しなければならない。

 

ただ、その求められている知識というのは、勉強しても勉強しても足りないほどの知識なのです。

なので、学生さんが行う実習では、理学療法士として最低限の地固めを行うことになります。

 

そのため、指導者から学生さんに求められる知識量はそう多くはないのです。

(ここで言いたいのは過度に不安にならないでねということ。知識はあるだけあった方が臨床で役立ちます。)

 

 

実習中には必ず『苦手』と向き合おう

そして、最後の文。

今も辛いかもしれないけど、

今を逃げたら、

その先はもっと辛いからね。

 

上で、実習では最低限の知識を求められると書きました。

ただ、これだけでは実習を乗り切ることができません。

 

どんな学生さんでも、実習を終われば『知識不足』を実感することができます。

どんな学生さんでもそうです。

 

だからこそ、『知識不足』を感じることは何の問題もありません。

大事なのは、”その後”です。

その後、あなたが『知識不足』とどう向き合って克服していくのかが、臨床へでてからの実力に直結するといっても過言ではありません。

 

実習で見つかった苦手分野は、実習中や実習後の時間で必ず向き合ってください。

その苦手は、一生引きずることになります。

 

断言します。

 

学生時代に逃げたことは、一生逃げ続ける癖が付きます。

 

知識不足を感じた脳は、その分だけ容量を空けて、知識が補充されるのを待っています。

不足を感じた時ほど吸収しやすいときはありません。

 

自分の苦手は他人からの評価を受けたときにしか感じることのできない感情です。

なので、実習は自分の苦手をみつけることのできる良い機会なのです。

 

しつこいようですが、何度も言います。

 

実習中に感じた苦手は、なるべく早い段階で、向き合いましょう。

これを実践するかしないかで、人生が変わる。

 

 

 

最後に。

知識はあくまで自分のためのものではありません。

知識は相手のためにあるものなのです。

求められるから知識となるのです。

 

相手があって初めて、その知識が役立つことを忘れないでください。

 

実習中は指導者があなたの知識を求めます。

臨床では患者様があなたの知識を求めます。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

引き続き、『リハぶっく』をお楽しみください。

 

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