どうも、長谷川元気です。
今回の冒頭部分は・・・
あまり大きな声では言えない内容です!
なので、さらっと読み進めて下さいね!!
半分くらいからは、ちゃんとしたメッセージとなっていますので、そこら辺からはスルーせず読み進めていただけると幸いです!!
今回の記事のメッセージは、「愚痴は自分を成長させるツールとして活用しよう」です。
では、冒頭部分に入ります。
同期や後輩、経験年数の近い先輩方と飲みに行くと、よくたまに話題になりますよね?
『上司に対する愚痴』お酒が入ったり閉鎖的な空間にいくと、ついついこの話題で盛り上がってしまった経験のある方は少なくないはずです。
やれ「時代遅れ」だ、やれ「センスない」だと、まるでダムが決壊し、滝となって降り注ぐように、普段溜め込んでいる不平不満が流れ出てくる瞬間をみたことがあったり、はたまた当事者であったり、、、
こういった話題はネタが尽きないし、どこか、いけないことをしている背徳感を感じながらも、そこを飲みの会の醍醐味と考えている人もいるとか、いないとか…
(ここからが本題です)
私はある時までは、愚痴を正直に言って『時間の無駄』と考えていました。
その愚痴の時間を子どもと遊んだり、奥さんと会話する時間にしたい。
趣味の時間にしたい。
ブログ記事も書きたい。
わざわざ不快な思いをしてまで聞くものでもない。
そう思っていました。
もちろん、私もたまには愚痴も言いたくもなりますが、それを言ったところでなんにもなりません。
むしろ、「あの人がこんなこと言ってたよ!」と下手をすれば尾ひれがついたマイナスな情報が流れる恐れが高いです。
まさに、ハイリスクノーリターン。
いいことなし。と思っていました。
しかし、最近になってその考え方に変化がありました。
というのもある友人と会話をしているなかで、
愚痴を吐いてもいいことがないとわかっていて、それでもなぜ、人は愚痴を吐きたくなるのだろうか?
と『愚痴』について考えるきっかけがありました。
ここからは私の最近の持論ですが、愚痴の元を辿るとそこには『嫉妬』が見え隠れしていると考えられます。
嫉妬は他者との比較をする際に起こるもので、愚痴を言っている人の大半はその愚痴の対象である方のどこかに、嫉妬をしているケースが多いのです。
また、嫉妬心はそれだけでなく、少数派として、愚痴を聞いてくれている人に対して抱くケースもあります。
どういうことかと言うと、
愚痴を聞いている人の、能力を高評価としている人がおかしいのではないか、、、
と、嫉妬する矛先を当人から、その直属の上司へ転換してしまうケースがあります。
その場合、愚痴を聞いていたはずが、いつの間にか標的があなたにシフトしていくこともあります。
こうなったら、ますます時間の無駄と思ってしまうのも当然です。。。
親身になって聞いていたのに、責められる立場となっては気分も悪くなりますよね。
私の同期には、後者のパターンで愚痴を言う方がいました。
実はその方こそが、今回の愚痴について考えるきっかけとなった友人です。
その方は、上司に自身の仕事ぶりを妥当に評価してもらえず、不平不満が溜まり、病院を去っていきました。
当時は私もその方の愚痴に嫌気をさしていたので、辞めることに対して、手を差し伸べなかった、、、のです。
なぜ止めなかったのだろう、、、
と冷静になって考えてみると、あの時我々はお互いに嫉妬しあっていたことに気付いたのです。
その方は、私が上司から仕事ぶりを妥当に評価してもらえていること、
対して私は、その方がものすごい勉強家で技術も知識もとても追いつかないこと、
それぞれが自分にはない特性を「羨ましい」と思っていたのです。
その方は当時のことを、妥当な評価を受けている私に対して、勝手に嫉妬心をバリバリに燃やしていたと仰っていました。
今では当時のことを振り返って、「若気の至りだね」と言い合える仲となり、離れてはいても、共に切磋琢磨し合える関係となりました。
結果としては、別れという選択をしてしまいましたが、その結論がお互いに成長していく転機となったと言っても過言ではありません。
お互いに必要な出会いであったし、必要な別れでもありました。
しかし、それらを経験したからこそ、今ではお互いに必要な存在となり、それぞれで活動を続けているのです。
大きく脱線してしまいましたが、要は愚痴は何かに対する不満だけでなく、その人の能力への嫉妬という感情も大いに含まれているのです。
それを冷静になって判断出来るようになれば、自分の愚痴の根源を探ることで、そこが自分に足りないところと考えられるようになるでしょう。
そうすれば、愚痴の1つや2つ減るかなと。
また、他人の愚痴からは、嫉妬という形ではありますが、
どういった能力が「羨ましがられる」ものなのか、
どういった能力が「社会に必要とされている」ものなのか、
を知ることもできます。
それをヒントに自分の能力として取り入れようとしてみて下さい。
そうなれば、自分の成長にも繋がることなので、一石二鳥だと言えます。
そう考えると、他人の愚痴ですら、いい情報源となりますので、一概に無駄な時間とまでは断言できませんね。
愚痴とは言え、話の内容的にはある種、色々その人なりの考え方が聞けて面白いといった面もあります。
愚痴を聞かないに越したことはありませんが、その機会すらも、自分のものにしようという強欲さを持ってみるのも良いかもしれませんね。
長文になってしまいました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。