理学療法士の実習のイメージといえば!
きつい、、、
つらい、、、
寝れない、、、
理学療法士の実習といえば、これらのイメージがどうしてもぬぐえません。
そんな中で、話題に挙がるのはこれらのことだけではありません。
『体重の増減問題』
そう。
特に女性陣はこれも気になるところですよね。
「実習に行ったら痩せたよ!」
と、げっそりした笑顔をみせる友達。
「つらかったー。。。」
と、重そうな身体でとぼとぼ歩く友達。
2か月ぶりに顔を合わせた友人たちは、それぞれいろいろな表情を見せていました。
2か月という短期間で、これほどまでに体型の変化があらわれるのだなと驚いた記憶があります。
そこで、これから実習にいく方にも知っておいてほしい、実習による『体型の変化』についてまとめていきます。
ということで、まず期間をあけてtwitterで”実習後の体型の変化について”アンケートを2回実施しました!
”実習による体型の変化”についてのアンケート【第1回戦】
【アンケートご協力のお願い】
あなたは実習中、、、、
どちらになりましたか??#拡散希望️
— 長谷川さん@PTスーパーバイザー (@PTsupervisor) August 21, 2019
投票数
121票!
結果
太った 41.3%
痩せた 58.7%
”実習による体型の変化”についてのアンケート【第2回戦】
【アンケートご協力のお願い】
あなたは実習中、、、
どちらになりましたか??#二回戦
— 長谷川さん@PTスーパーバイザー (@PTsupervisor) February 11, 2020
投票数
58票!
結果
太った 46.6%
痩せた 53.4%
考察
第1回戦目の結果より、実習で『痩せた』が、やや『太った』を上回りました。
第2回戦目の結果より、実習で『痩せた』が、やや『太った』を上回りました。
このことから、理学療法士の実習にいくと、”痩せる可能性”の方がやや高そうということがわかりました。
アンケートにご協力いただいた方々、ありがとうございました。
これからも随時実施していきますので、ご協力のほどよろしくお願いします。
実習中に痩せる人と太る人がいる理由。~ストレスを軸に~
では、なぜ実習中に痩せる人と太る人がでてくるのでしょうか。
また、その差はどこにあるのでしょうか。
体重の増減がストレスによるものと限定して解説していきます。
ストレスによる身体変化
心拍数増加
呼吸数増加
血圧上昇
筋緊張亢進
免疫機能低下
血糖値上昇
学習機能低下
など
実習で太る理由
実習では慣れない環境に放り込まれる、かつ、体も心も疲弊するため、相当なストレスとなってあなたの身をむしばむことがあります。
そのストレスが実習での『体型の変化』の主な原因と考えられます。
一般的に、人は適度なストレス状態であれば、それを有効活用することができます。
このとき、体の中ではドーパミンが分泌されているのですが、モチベーションや性欲、食欲などの増進効果が認められています。
このように適度なストレス状態は、より良いパフォーマンスを発揮することができるのです。
また、この時のストレスであれば、快感を得られれば落ち着く、食べれば落ち着く、という状態なのです。
つまり、『太った』という方は、実習によるストレスは受けているものの、身体的にはなんとか限界を迎えておらず、『食欲』でカバーすることができる範囲でのダメージだったといえます。
実習で痩せる理由
しかし、人は過度なストレスを受けると、自己防衛本能が働き、機能不全に至ることがわかっています。
実習で受けるストレスは、たいていの場合が過度なものとなります。
これまでに受けたことのないストレスで、身体は疲弊しまくります。
また、過度にドーパミンが分泌されてしまうため、意欲も性欲も食欲も落ちてしまうのです。
つまり、『痩せた』という方は、こちらに分類されていたと考えられます。
また、実習中はとにかく時間に余裕がないため、『食事にかける時間』を削ってしまうことがあります。
早く食い、もしくは、欠食。
これらが引き起こすエネルギー不足によって、どんどん体重が落ちていくことが考えられます。
これら以外にも複数の要因があり、その一つ一つが実習で痩せる原因であると考えられます。
理学療法士実習での『体型の維持』をするための方法とは。
では、どうしたらそんなストレス環境での実習中に、『体型の維持』をしながら過ごすことができるのでしょうか。
それにはまず、自分が現状で『太るストレス状態』 or 『痩せるストレス状態』のどちらに属しているのかを把握する必要があります。
簡単な見分け方として、食欲があるなしで分けましょう。
食欲ある→『太るストレス状態』
食欲ない→『痩せるストレス状態』
『太るストレス状態』に属している方
あなたは食欲によってストレス状態を適切なものに維持しようとしています。
なので、食べるものをお菓子から、大豆や鶏肉などのタンパク質に変えましょう。
タンパク質なら糖質と比べて体重の維持にも作用しやすいからです。
こちらの書籍は本嫌いな人でも読めるタイプの本です。
というのも、見開き1ページで文章が完結しているため、とても見やすい仕上がりになっています。
また、索引から興味のあるトピックのみを辞典のように検索することができるのです。
アマゾンのサイトでは少し中身が見れますので、参考にしていただけたらと思います。
『痩せるストレス状態』に属している方
こちらに属している方は、いったん気分転換をしましょう。
いわゆるストレス解消が一番です。
身も心も緊張しすぎて、頭の回転だけでなく、代謝状態もパフォーマンスが落ちていますからね。
時間を決めて無心になれるなにか、をしましょう。
自分の好きなことや、リラックスできることがいいですね。
例えば、読書したり、仮眠とったり、お笑い番組をみたり、YouTubeみたり。
他にも、友達と話したり、ジョギングしにいったり、ストレッチポールに乗ったり。。。

帰ってからは狂ったように頑張りましたが 笑
あなたなりに、「15~30分以内で終える!」など時間を区切って、”無心の時間”を作ってみましょう。
それだけの時間を取るだけで、パフォーマンスが劇的に変わります。
ぜひお試しを。
「なにも思い浮かばない、、、」
そんな方は、ぜひストレッチポールを購入し、乗ってみてください。
PTとしても、ストレッチポールはオススメです。
シックスパッドのストレッチポールは私も愛用しており、硬さや肌触り、値段や見た目、どれをとっても群を抜いていると思います。
やせ型の人でも全く痛くならないですよ。
値段は3000円程度(ほかの有名なメーカーさんだと倍以上しますね。。。)
私の両親、兄弟、ご近所さん、患者様にもおすすめし、好評を得ています 笑

ストレッチポールの乗り方に関しては、ストレッチポールの公式サイト(http://stretchpole.com/)をご覧いただければと思います。
色々な方法が載っているので、真似してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか。
実習で『痩せる人』と『太る人』の違いと原因という戦うべき相手が見えてきたでしょうか。
臨床実習は長期に渡るため、身体も疲れを貯めてしまいがちになります。
適度に息抜きをして、楽しく過ごせるように、心のゆとりを忘れないようにしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
引き続き『リハぶっく』をお楽しみください。