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実習㊙テクニック

褥瘡予防のために 〜ベッドシーツはピンと張らない〜

更新日:

どうも、長谷川元気です。

 

先日ベッドサイドの環境面についての投稿をしましたが、思うところがあったので、今回は再度同じテーマで綴っていくことにします。

少し趣向を変えて、、、

ベッドシーツの貼り具合についてまとめていきます。

 

ふと思ったのですが、看護師さんはベッドシーツの張り具合はどれくらいを基準にしているのでしょうか??

貼り具合を気にする理由は、それが褥瘡(床ずれ)のリスクとなりえると感じたからです。

一般的に褥瘡を発生させてしまう原因の一つとして、衣類やベッドシーツの 「シワ」 が挙げられます。

シワによって圧迫部位が集中するところができてしまい、皮膚に血流障害をもたらすと言われています。

シワは寝たきりの患者様にとっては、褥瘡のリスクを高めてしまう恐ろしい存在なのです。

 

看護師さんはこのシワを防ぐために、シーツを整えています。

 

 

 

少し話が変わりますが、

最近のベッドは褥瘡対策として除圧用の体圧分散マットレスを用いています。

病院や介護分野では一般的に、体圧分散マットレスはウレタン製 or エアマットが用いられます。

それぞれ特徴でメリット・デメリットがありますが、体圧分散といった視線からみると、どちらもとても有効な器具となっています。

 

そのどちらにも共通するのが、寝た時に "身体が沈む" ことです。

"身体が沈む" ことで、骨突出しているところだけでなく、他の体表全体に圧が適度にかかります。

結果、体圧が分散されるというのが体圧分散マットレスの大きな役割です。

 

 

 

話を戻します。

マットレスの機能がいくら良くても、それを覆うベッドシーツの張り方が良くないと体圧は分散されないことが容易に想像できます。

 

どれくらい張れば良いのかですが、

看護師さん向けのインターネットサイトをいくつかみてみましたが、多くのところが、

 

『シワやたるみをつくらないようにピンと張る』

 

と書いてありました。

これは間違いだと私は考えています。

 

たしかに、ある程度張る必要はあります。

たわみによる「シワ」防止をするためです。

 

ホテルのベッドシーツを想像してみてください。

とてもキレイにピンと張ったシーツをみるのは心地よいですね。

でも、あそこまでピンと張りすぎてしまうと、寝心地わるくないですか?

ベッドの上で飛び跳ねて、たるみを作りませんか?私は作ります。

 

あれでは、ハンモックで寝ているのと変わらなくなります。

 

というのも、先ほど上の文でマットレスは "沈む" と言いました。

そして、ベッドシーツは看護師さんの「三角折り」という技術によって、ずれにくくなっています。

 

『固いシーツの下に柔らかいマットレス』

 

すると、骨突出している部分を中心にシーツがハンモック状になることがイメージすることができるでしょうか。

 

ハンモック状になったシーツは、骨突出しているところに体圧を集中させてしまいます。

 

 

つまり、シワをつくらない・ピンと張りすぎない程度でシーツを張る必要があります。

 

このことをリハビリ従事者が覚えておく必要があります。

いくら三角折りがされていても、ベッド上でリハビリを行なったあとは、たいていシワやたるみができてしまいます。

それを修正するのは、あなたの仕事です。

シワをつくらない・ピンと張りすぎない程度でシーツを張る。

この知識を持って、背抜きなどの除圧を行なった際や、寝返り練習をした際には、シワやたるみの確認も併せて行うようにしましょう。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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