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当ブログは理学療法士である長谷川元気が監修しています。

 

『実習』のことや、『お金』のこと。

学生さんにとっても "不安" を抱えやすいこれらのことについて、情報を共有していきます。

 

少し先を生きている私が、勉強したこと、経験したこと、そして実践していることなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

Web上の 《 おすすめ本 》 として、 "あなた" のお役に立ちますように。

長谷川元気

 

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実習㊙テクニック

現役理学療法士からみたベッド環境調整のススメ②

更新日:

どうも、長谷川元気です。

 

今回は前回記事の続きです。

ベッドサイドの環境整備に対して、リハビリ職としての目線からは、こんなところに着目してますよ、という点についてまとめております。

よかったら前回記事も併せてご覧になって下さい。

 

 

 

 

 

早速本題に移りましょう。

 

◯荷物棚の位置

横着な方や、ベッドが柵に覆われている方はベッドから降りず、乗り越えるように手を伸ばして棚の物を取ろうとする傾向にあります。

筋力が落ちている方は、手を伸ばした時にバランスを保てず、ベッドから転落してしまうリスクもあります。

その方の能力に合わせて近づけたり、離したりします。

他にも、飲水・食事制限のある方には手が出ないような配置にしたりします。

 

 

◯ナースコールの位置

確実にボタンを押せるように配慮します。基本はすぐ手にできるところに設置します。

院内ではナースコールを見失う、コードが身体に絡みつく、ベッドアップしたときに引っ張られて抜けてしまうなどの問題がよく起きます。

 

そこで、

  ・ベッド柵に括っておく

・ネットと一緒に手首に巻きつけておく

・筋力の弱い方でも押せるよう、ナースコールに細工をする(手の甲でも押せるようになど)

などの対策をすることもあります。

 

握らせっぱなしは拘縮の原因にもなります。

 

 

 

◯ベッドからトイレや洗面所までの距離・導線

歩行能力の低下している方にとって離床を促す際の、とてもよい機会となります。

距離感や手すりの有無を確認し、歩行にて安全に・安定して行なえるかどうかを代替手段も含め、評価してみましょう。

病棟でトイレ歩行ができてくると、歩行レベルが格段に上がってきます。

 

トイレ歩行を行なう際は、ズボンの着脱の可否も一緒に評価してから病棟で行ってもらうようにしましょう。

 

 

 

○体位の向き

介入前の体位はしっかり覚えておきましょう。

看護師さんは褥瘡予防のために、2~3時間ごとに体交(身体の向きを変えること)をしています。

体交のタイミングがずれてしまうと同一側での肢位が続いてしまうため褥瘡のリスクが高まってしまいます。

介入前後で同じ体位となるようにしてください。

また、体交枕を使用している方の場合も同様、介入前後で同じように枕を配置し、介入を終えます。

褥瘡がすでにある方や、禁忌肢位のある方は取ってはいけない姿勢があるため、注意しましょう。

 

 

 

○布団の掛け具合・室温

患者様の中には体温調節機能が低下している方がいます。

この機能はご高齢になるにつれ、衰えていくことがわかっています。

体温調節がうまくできない場合、健常の方とは感じている体感温度の差があると言えます。

自己調節の難しい方も入院している可能性が高いため、院内では看護師さんが体温調節を図っています。

 

ここ最近は暖かい日が続いています。

リハビリの方は常に運動をしているために体温が高く、室温では熱いと感じることも多いかと思います。

院内では低体温の方が、布団を多くかけていることもあるかもしれません。

動けない患者様にとっては適温であることも多いということは忘れないでください。

 

 

○終わりに

このように着目する必要のある環境整備面は多くあります。

前回記事の冒頭でも触れましたが、基本は

 

元の状態へ戻す

 

このことは忘れないようにしましょう。

その中で、リハビリの目線的に改善すべき点があれば、まず看護師さんと相談しましょう。

その後で環境を整備するようにしてください。

今回触れていないことも多々ありますので、臨床で経験を積み、多くの配慮が行なえると良いですね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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