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当ブログは理学療法士である長谷川元気が監修しています。

 

『実習』のことや、『お金』のこと。

学生さんにとっても "不安" を抱えやすいこれらのことについて、情報を共有していきます。

 

少し先を生きている私が、勉強したこと、経験したこと、そして実践していることなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

Web上の 《 おすすめ本 》 として、 "あなた" のお役に立ちますように。

長谷川元気

 

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デイリーノート

実習中に抱く不安の正体。実習には『答え』がない?!

投稿日:

以前担当していた学生さんから『不安』について相談がありました。

その会話の中ででてきた『不安』の正体が面白いものだったので共有していきます。

その件について、こんなツイートをしました。

 

 

 

今回はその『不安』に対する『答え』について深掘りしていきます。

 

 

臨床には『答え』がない。

この記事を読みに当たっての大前提を先に明示します。

 

それは、

「 臨床に『答え』がない 」

ということです。

 

臨床家は『より良い選択肢』を選んで提供することしかできないのです。

 

学生さんの中には、これまで培ってきた机上の知識がどれだけ”正しいか”を、実習で確認しにきている子もいます。

つまり、臨床には『答え』があると思って実習に臨んでいるのです。

 

この前提がずれていると、指導を受けても「なんだかいまいち…」と感じてしまうことがあるようです。

確かに私も学生時代を思い返すと、歯切れの悪い指導内容だったときはそう思っていた節がありました。

 

 

けれど、臨床へ出てからはそうも言っていられない現実があります。

 

もっと良い選択肢はないか?

どうにか選択肢を作れないか?

あの手はどうだろう?

この手はどうだろう?

 

そんなことばかり考えている自分がいます。

たぶん、このモヤモヤは実際に患者様を担当しなきゃ感じることのできないプレッシャーだと思います。

 

 

『答え』がない問題は誰しも不安

ここで、いきなりですが質問です!

 

あなたは国語の文章問題が得意でしたか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相談してくれた学生さんは”苦手”と答えていました。

ちなみに、私も苦手でした。

 

 

2人揃ってその理由は同じでした。

数学や化学みたいに明確な『答え』がないからです。

『答え』にある程度の自由度があるため、”導き出した感”や”手応え”がない感じがしませんか??

 

正解は先生が添削してくれるまではわからない!

テストが終わっても、答え合わせができない!

不安だ。。。

あぁぁぁぁぁぁ!!!!

もやもやするぅぅぅ!!!!

早く答えを教えてよぉぉぉぉぉぉ!!!!

 

 

…わかってくれると信じて続けていきますよ。

 

 

 

はい。(切り替えます!)

 

 

 

 

私はこの状況が実習でも起こっていると考えています。

 

先ほど前提として話したように、臨床には『答え』がありません。

国語の文章問題にも『答え』がありません。

 

そう言う意味では、国語の文章問題と臨床は酷似しているのです。

 

だからこそ、学生さんがレポートを作成する際や、患者様について考察するときに”不安”になるのです。

 

評価結果から導き出される『選択肢』は幾通りもあります。

この『選択肢』が”仮説”です。

 

つまり、臨床では幾通りも”仮説”があり、その中から評価をさらに広げて『より良い選択肢』を選んで、理想(HOPEやNEED)に近づけていくのです。

 

この仮説が証明されていない時は、臨床家だって”不安”です。

『答え』がないから。

実際に患者様の反応をみて、果たしてそれが『より良い選択肢』なのか評価してみないことには、その”不安”は拭えないのです。

 

だからこそ、冒頭に掲載したツイートで《臨床ではセラピストが『答え』を創る》と表現したのです。

 

 

『答え』を知りたいなら指導者を信じよう。

これまでの話を聞いても、学生のうちはそれでもやはり『答え』が欲しくなってしまうもの。

だとしたら、学生のうちは、指導者の行っている治療が『答え』だと信じることが大切です。

 

こういう患者様に対してはこういう『答え』があるんだな。

そのスタンスで実習を受けるとよいでしょう。

だって実際に、その指導者が導き出した『答え』で良くなっている患者様が、過去何年のうちにもたくさんいるのだから。

 

 

 

 

ただ、気をつけなければならないのが、そのスタンスは指導者からすれば【受け身の実習】であると評価されてしまうということです。

【受け身の実習】から脱却するためには、そこからあなたの知識をフル動員して臨むことが求められます。

 

ほかの選択肢はないか?(上級者向け)

どんな評価からその仮説を立てたのだろう?(中級者向け)

何をしているのだろう?(初級者向け)

 

そんなことを考えながら実習での『答え合わせ』をしていくといいのではないでしょうか。

 

指導者は知っています。

『答え』を教えて!

それだけでは、実習が終われば忘れていくだけです。

 

学生さん自身が色々と考えた上で、納得した『答え』を聞いたとき、

初めてそれがあなたの経験となり、

将来似たような症状を呈している方と出会った時に『答え』として活用できるのです。

 

そこまでして初めて実習。

そこまで行うことが実習です。

 

実習中の不安は数をこなして解消するほかない

最後に、学生さんが少しでも不安を抱かない方法を提示します。

それは「数をこなす」ということです。

 

学生さんは臨床家よりも、『選択肢』を数多く創ることができません。

その数の少ない『選択肢』から『より良い選択肢』を選ばなければならないのです。

だからこそ、不安に感じるのです。

 

だったら、解決策は一つですよね。

実習で指導者から指導をもらう「数をこなす」ことです。

指導を受ける回数が増えれば増えるほど、あなたの『選択肢』は増えます。

そうして増えた『選択肢』は実習中だけでなく、将来臨床へ出ても有力な『選択肢』となるでしょう。

 

その『選択肢』を実習でたくさん収穫しておきましょう。

それが実習の大きな目的の一つです。

 

あなたの態度や姿勢によって指導者からもらえる『選択肢』の数は変わってきます。

不安なら、余計に、『選択肢』をたくさん教わることのできる実習生になりましょう。

 

実習中、不安が消え去ることはないですが、軽くすることができるのです。

 

臨床へでれば、その”不安”が”楽しみ”に変わる瞬間が訪れます。

その瞬間を迎えるまで、ちょこっと頑張ってみようね。

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

引き続き、『リハぶっく』をお楽しみください。

 

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