ようこそ『リハぶっく』へ!

 

当ブログは、実習生向けに理学療法士である長谷川元気が監修しています。

 

『実習』のことや、『お金』のこと。

学生さんにとっても "不安" を抱えやすいこれらのことについて、情報を共有していきます。

 

もうすぐ理学療法士の実習ではCCS(クリニカルクラークシップ)制度が導入されますので、その一助になれば幸いです。

 

少し先を生きている私が、勉強したこと、経験したこと、そして実践していることなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

Web上の 《 おすすめ参考書 》 として、 "あなた" のお役に立ちますように。

長谷川元気

 

※よく更新していますので、【ブックマーク】や【ホーム画面に追加】をしてお楽しみください。

 

実習+αのすすめ

【理学療法士監修】『解剖学の参考書4選』をアンケートし比較検討!実習生におすすめなのは?

更新日:

臨床実習で役立つおすすめ参考書の比較していきます【解剖学編】

『リハぶっく』では、Twitterにて、アンケートによるPT実習に役立つ参考書No.1決定戦を分野別に開催しております。

 

今回は”解剖学”の分野における最新の人気参考書を調査した結果をお伝えします。

解剖学のNo.1決定戦では、数ある解剖学書の中から、独断と偏見で『プロメテウス シリーズ』『ネッター解剖学アトラス』『臨床のための解剖学』『グラント解剖学図譜』を候補に挙げました。

これらの参考書は私が学生さんにおすすめするものです。

だから、どれを手にとっても実習の、臨床での強力な味方になってくれるはずです。

その中でも人気である書籍はどれなのか、ほかの方の意見も参考にしたいなと思い立ち、アンケートをするにいたりました。

 

 

ただでさえ高い医療専門書の中でも、群を抜いて高いと解剖学書。

失敗はしたくないですよね。。。

解剖学はセラピストにとって必須の知識ですから、ぜひこれらの比較を参考に選んでみてください。

 

 

さて、どの解剖学書がNo.1となるのでしょうか!

 

 

その他の分野に関しては以下の記事にまとめて掲載してります。

【保存版】理学療法実習生におすすめの参考書No.1決定戦!(分野別ランキング)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンケート結果

総括

お急ぎの方のために総括をはじめに。

 

2019年11月現時点での『解剖学』部門のNo.1参考書は『プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系 第3版』でした!

これは理学療法士に限らず、医師や看護師、歯科衛生士からも多くの支持を得ている参考書です。

多職種からも信頼を得ているため、安心して使用できますね。

なんといっても、驚くべきはその絵の綺麗さです。

まるで『絵画』。

美術作品をみているかのような錯覚すら覚えます。

解剖学の勉強をする際には、ぜひ持っておきたい一冊。

患者様に見せながら運動すれば、理解が得られやすいのと、話題にもなるのとで一石二鳥!!

 

 

それぞれの書籍については、

起始・停止を重視するなら『プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系 第3版

解剖の構造をいろいろな角度からみたいなら『ネッター解剖学アトラス原書第6版

臨床との関連知識を蓄えるなら『臨床のための解剖学 第2版

内臓系を重視するなら『グラント解剖学図譜 第7版

なのかなと考えました!

それぞれの特徴を把握して、自分にあった参考書をみつけてみてくださいね!

 

 

投票数

90票!

 

1位:『プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系 第3版』70%

支持率が驚異の70%!!

理学療法士には欠かせない解剖学書と言っても過言ではなさそうですね!

養成校の中には、指定教科書として購入しているところも多いようです。

プロメテウスシリーズは、ほかの解剖学書にはない美しさが売りです。

まるで美術作品のような綺麗さが際立っています。

"見にくい"という解剖学書の常識を覆しました一冊となっています。

ページを目くるごとに出会う"作品"は、目を奪われるものばかり。

眺めていて全く飽きません。

 

また、セラピスト的には筋肉・神経・動静脈の起始・停止が明確になっているところも嬉しいですね。

ほかの解剖学書はどれもそれぞれが個別に描かれているわけではなく、”部位”としてまとめられているページが多い印象です。

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のように起始・停止を重視する職業はプロメテウスが合っていると思います。

 

 

 

これはシリーズものとなっており、それぞれを合わせたページ総数はどの解剖学書よりも圧倒的に多くなっています。

 

※注意

 「コアアトラス」は上記3冊の簡略・まとめたもの。

 「口腔・頭頚部」は歯学関係者向けに上記3冊をまとめたもの。

 「コンパクト」は460枚の解剖学習カードをポケット判の単行本としてまとめたもの。

  ですので混合しないようにご注意ください。

 

 

唯一の欠点は、持ち運びができないほどの「大きさ」です。

個人的にはカバンに入れにくいなと感じました。

とはいえ、持ち運ぶことは滅多にないと思いますので、そこまで気にすることはないかも。

 

 

~~書籍情報~~

・坂井建雄(監訳)

・おすすめ度 5.0 out of 5.0

・2016年12月26日発売

・医学書院

 

 

 

 

 

 

 

2位:『ネッター解剖学アトラス原書第6版』 22%

解剖の位置関係を多角的な視点でみたい方にはおすすめの一冊。

筋肉・神経・動静脈が個別に描かれているのではなく、部位別にまとめて描かれています。

しかし、いろいろな視点からの絵が載っているので、立体的に解剖を捉えることができるという大きな特徴を持っています。

また、その様々な視点で深層・浅層の組織も描かれているため、触診の際には重宝する解剖学書と言えるでしょう。

 

そういった理由からか、世間では、”プロメテウスは初心者向け・ネッターは上級者向け”と言われていることもあるようです。。。

たしかに、3Dで解剖を捉えようとするときは、ネッターが優位に立ちます。

そのため、基礎知識があるセラピストからすると嬉しい一冊となっているでしょう。

 

 

~~書籍情報~~

・相磯貞和(翻訳)

・おすすめ度 4.3 out of 5.0

・2016年08月29日発売

・南江堂

 

 

 

 

3位:『臨床のための解剖学 第2版』 6%

今回ラインナップから外れた『グレイ解剖学 原著第4版 電子書籍付(日本語・英語)』とともに世界的にも多く普及している一冊。

両書ともに医学生にとっては定番の解剖学書となっているようです。

ただ、セラピスト界ではあまり名が通っていない印象です。

臨床といっても、”医師目線の臨床”であるため、セラピスト目線でないところがそうさせているのかもしれませんね。

 

臨床との関連を深めるために必要な知識が解説されているので、教科書に近い印象を得ました。

運動だけでなく、発生や病理にも関連した知見があり、解剖学から派生して様々な分野の学びを深めたくなります。

解剖学+αの知識を求めるなら良いかもしれません。

 

~~書籍情報~~

・佐藤達夫 坂井建雄(監訳)

・おすすめ度 4.0 out of 5.0

・2016年02月26日発売

・メディカルサイエンスインターナショナル

 

 

 

 

 

 

 

もし、セラピスト目線での解剖学の教科書を探しているのなら、『解剖学 (PT・OTビジュアルテキスト専門基礎)』がおすすめです!

今、理学療法士業界では知らない人はいないであろう町田先生の著書です。

 

 

 

 

4位:『グラント解剖学図譜 第7版』 2%

とても歴史のある解剖学書です。

これまでに紹介したものの中では『グレイ解剖』に次いで2番目に古くから支持されている解剖学書です。

昔から医学生に愛用されていた解剖学書のようです。

 

内容としては筋骨格系には弱く、腹腔や内臓、リンパ系に強い印象です。

これらの分野に関してはプロメテウスよりも詳しく載っており、内臓・リンパの分野に進む方にとっては参考になると思います。

また、脳の領域ではCTやMRIの画像ともリンクしてあることも特徴的です。

ただ、2%という数値も物語っているように、セラピストの学生さん向けではないかなと思います。

 

 

~~書籍情報~~

・坂井建雄(監訳)

・おすすめ度 ??? out of 5.0

・2015年12月21日発売

・医学書院

 

 

 

 

 

 

考察

1位は圧倒的な票数を集めた『プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系 第3版』でした!

70%の支持率が意味するものは、言わなくてもわかりますよね。

私自身もプロメテウスの愛用者ですから、この結果に安心・嬉しさを感じています。

 

それぞれの書籍を付加価値も含めて評価していくと、

起始・停止を重視するなら『プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系 第3版

解剖の構造をいろいろな角度からみたいなら『ネッター解剖学アトラス原書第6版

臨床との関連知識を蓄えるなら『臨床のための解剖学 第2版

内臓系を重視するなら『グラント解剖学図譜 第7版

こんな位置づけになるでしょうか?

 

まずはセラピストとして起始・停止は把握しておきたいところですから、プロメテウスを解剖学の参考書としておいて間違いはないでしょう。

 

あとは、参考書には”その人の好み”がありますので、書店へ実際に出向いて、中身を確認した上でピンとくるものを選ぶことをお勧めします。

 

 

 

 

臨床へ出たら解剖学の知識がないとなにもできません。

我々臨床家は、解剖学の知識がなければなにもできません。

特に筋骨格の知識は最重要知見となります。

解剖の知識がないと運動学も、生理学も、病理学も、そしてリスク管理も、、、

何もかも理解できずに過ごすことになるでしょう。

 

理学療法士たるもの解剖学を怠ってはいけません。

セラピスト業界のなかでも、解剖学を深めるための勉強会がたくさん行われています。

セラピストは臨床へでても解剖学の学びを深めに行くくらいですから、その大切さがうかがえると思います。

 

苦手、、、

という学生さんも多いと思いますが、この知識が基本となりほかの学問への派生していくのです。

これが理解できていなければ、おそらくほかの分野も理解できていないでしょう。

 

臨床で機能面へのアプローチをするとき、多くの”答え”は解剖学のなかにあります。

ぜひ、何年臨床へ出たとしても大切にしていきたい分野なので、そのお供に参考書の購入をおすすめします。

 

最近では自在に動かせる解剖学のアプリも登場しているので、そちらも活用しながら楽しく解剖学を学んでいきましょう。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

引き続き『リハぶっく』をお楽しみください。

 

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